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カテゴリ:カブ110(JA59)
今までのカブ50には、ホームセンターで買った、仕事上使うバッグがちょうど入るサイズの箱を、汎用金具で留めようとして、荷台にうまく合わず、買い直しも面倒なので上下で金具をボルトで留め、さらにその部分や箱の下側の補強のリブに穴を何か所か開け、タイラップでその何か所を留めて、さらに重要なところ3か所くらい針金で念のため縛るというとってつけたような方法でやっていた。何年か使いタイラップが切れたのは1~2本のみで、問題は無かった。
しかし今回は、そんな方法では箱をはずすにもいちいちかえって面倒で、しかも巡航速度が上がれば、もしも箱が落ちたりしたら、周りの車などに被害も出るかもと、きっちりした装着方法をネットで探した。 すると、ホンダ純正のオプションの箱を装着するためのホンダ純正の金具があるとわかった。それが下の写真の品で、「08L70-K88-J10」というやつだ。 これはステーみたいな金具に前後2か所ずつナットが溶接されており、ねじ4本、スプリングワッシャー、大きなワッシャーもそれぞれ4枚とセットになっている。ナットが溶接されているのがポイントで、装着がより簡単にできるのだ。いちいち荷台のサイズに合ったステーを探しに行かなくてよい。 荷台の下側に2本を縦方向に並べ、荷台に乗せた箱の上側の底に開けた穴に上からねじ、スプリングワッシャー、大きめの箱を抑えるワッシャーで、プラスドライバーでしめこんだら出来上がりという簡単で丈夫なものだ。 ということで、納車前に買っておき、ユーチューブでステーの穴は内側に2つを使うように見えたので、多分荷台も昔のカブとそう変わっていないだろうと、見た目で判断し、50の箱をいったん外し、新しく買ったもので装着しておけば、110納車時に店先ですぐ交換できると考えた。 さて、問題は純正用に作られているので、下側も平らな純正の箱ならいいが、補強リブで高さの上がっているホムセン箱では、付いているねじでは長さが足りない。近所のホームセンターで、あえて頭がプラスのままの35ミリ2本、在庫がなかったのでもう2本が40ミリを購入。長すぎたらワッシャーでも履かせるつもりで買ったが、後ろ側は荷台の下に余裕があったので、40ミリでも大丈夫だった。 これはホームセンターの箱の底のリブの高さによって、必要なねじの長さが変わるだろうから、現物をカブに載せて、純正で付いてくるねじをはめてみて、あと何ミリ足りないか計ってから買ったほうがいい。 そのねじも頭をあえてプラスのままにしたのは、純正工具がドライバーしか付いていないからで、六角レンチ用でも普通の六角でも好きに選べばいい。M6サイズの普通のねじなら長さだけ。 それで、一旦装着した50カブで店に行き、店頭で自分で付け替えたというわけだ。荷台に対するステーの位置も、やはり荷台の穴の位置がそう変わっていなかったようで問題なく装着できた。 ステーと箱の関係でできるだけ後ろに装着したが、この箱は逆バンクになって上側が張り出し、さらにふたも張り出しているので、まだ少し背中にあたる。箱の背中に当たる部分が平らな奴なら問題ない位置だ。今の箱ならもう少し後ろに装着したいところだが、まあしばらくはこのままで。 気になって仕方ないようなら、サイドが真っ直ぐ上がっている箱に買い替えとなるが、仕事車なのでまあ良いだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年04月21日 07時30分46秒
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