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カテゴリ:カブ110(JA59)
古いカブ50から乗り換えて、JA59のカブ110で気になっていた点は、ごく低速時の不安定感。ハンドルがふらふらしやすい。これは何が悪いのだろう?と気になり、全く関係ないかもしれないが、最近はやりのクロモリアクスルシャフトに交換してみようと考えた。流行っているだけあり各社からあるが、手間暇かけて精度とメッキも何層も掛けた高級品から、精度強度にある程度はこだわっているらしいがそこまでではないだろう安い品まで。ということで今回はキタコのシャフトを選択した。カブ110で、仕事用がメインとなれば、高級品もふさわしくない。コスパが一番。
交換に当たって、シャフトにはグリスが必要とのことであらかじめバイク用品店に行っていろいろ悩んで本来はグリスがいいのはわかってはいるが、汎用性の高いベルハンマーゴールドというスプレーを買ってみた。用途にアクスルシャフトと書いてあったし、これでもいいのだろう。 今までカブの整備では、基本手ルクレンチ愛用で、緩める時の強さの記憶で締め付けていたが、なんとなく今までのカブのスピードよりは出るので、手持ちにあったトルクレンチを引っ張り出し見てみると、シャフトの注意書きの50ニュートン~55ニュートンでの締め付けトルク指定に対し、30ニュートンまでしか計れないことがわかりがっかり。仕方ないので手ルクでしめて、その後友人GSできっちり絞めてもらうことにして、作業に取り掛かる。 まずは、シャフトをはずした時にバイクが前に落ちてしまわないように、エンジン下に箱と発泡で高さを合わせおいて、念のため後ろの箱の上に重りも載せてシャフトをはずす際に重量が掛からないようにしてみた。その上であらかじめクロモリシャフトにベルハンマーを塗っておいて、純正シャフトのボルトを外した。結果後ろの重りは余分で、純正シャフトを抜いた際、前タイヤの重さが無くなり後ろが急に上がってタイヤが外れてしまった。カラーも外れて落ちたので、再度はめて、タイヤを少し持ち上げながらクロモリシャフトをはめる。はまったら少しタイヤをとんとんして、無理ないことを確認。ナットを締めていく。感覚ではあるがこの程度かと絞めて、タイヤを回すといい感じで回ったので、これで良し。 早速友人GSに行き、指定の50ニュートンで絞めてもらうが、大体いい感じだったようだ。 さて、その感想だが、まだ距離を走っていないのでなんだが、ほんの少し低速時のふらつきは改善されたように感じないこともない。また距離を走る際にもう少しじっくり味わってみよう。 黒いクロモリシャフト 純正のシャフト クロモリシャフトをさしたところ 外した純正はグリスなど塗られていなかったので、ベルハンマーを塗って保管。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年06月05日 07時26分38秒
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