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カテゴリ:ディアベル1260 '20
Ⅴ4になってえらいスムーズなエンジンになったと試乗して思ったが、自分のはその前のLツイン。1気筒600cc超のビッグボアエンジン。それを中高回転仕様で作ってあるので、ハーレーなどと違い、低回転時はトルクが低め。高いギアに入れて下からドドドと走るハーレーのような乗り方は、エンジン的にも少し無理がある。されに前のディアベルよりはこれでもましになっていて、使える低回転域は増えている。
また大排気量のインライン4などは、山中の快走路では3~4速くらいに入れっぱなしで、まるでオートマチックのように低回転から高回転までスムーズに回るエンジンにフォローされ、楽に走ることもできるが、ディアベルのエンジンは、高回転域を駆使してレースみたいに走るならこれまたいいのではあるが、ツーリングで山道を楽しむくらいで気持ちよく走るには、中回転くらいのトルクの出ている辺りを上手く使う、つまりコーナーに合わせてギアチェンジを頻繁にしたほうが、エンジンにも無理をさせず、安全に楽しむことができると思っている。アクセルオフ時のエンブレも低いギアに高回転で入れるときついので、エンジンのスムーズな辺りを使っていい感じに走るのが面白い。 例えば山道で直線の下り坂では6速まで入れることもある。エンブレが弱くスルーと走り、コーナー手前ではシフトダウン、加速に十分な回転域が使えるギアまで落とし、またパーと加速、次のコーナーまで長ければ次々シフトアップ、コーナーでダウン。同じような大排気量のバイクより頻繁に繰り返している。 そしてコーナー前ではシフトダウンで適切なギアでのエンブレで減速、足らずをブレーキでみたいな感じで、そんな乗り方でも結構いいペースで楽しめる。 タイヤにもブレーキにもエンジンにもあまり無理のない範囲で、いたわって走る。そして燃費は大体何時も20は楽に超える。優しい運転である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年06月22日 07時47分13秒
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