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カテゴリ:音楽
最近仲良しお気に入り様と交流していて 思い出した方がいます。 優しい雰囲気、温かく包まれるような感覚が 似ています。 かつての同僚というか、年上なんですが後輩にあたる方でした。 立場上は私のほうが上なのでね(^^;) 中学生ぐらいのお嬢さん達がいる40代のお母さんでした。 一緒に働いた期間は短いのですが、その方から大きな影響を受けました。 彼女との出会いもまた、人生の宝です。 その方が当時「すごく泣ける。見入ってしまう。」と言って絶賛していたTVドラマ(たぶん再放送)がありました。その主題歌がこの曲です。 瀬戸朝香さん演じるヒロインに感情移入してしまう。彼女を見ているととても切なくなる。と言っていたような。 ユーミンのこの曲がまたいいのよ(ドラマの内容に合っていて)、とも言っていたような。 当時私もそのドラマを見ていましたが、真剣には見ていなかったせいなのか自分がまだ若すぎたせいか単に理解力が低かったからか、そんなにいいかな?とあんまり共感できなかった記憶があります。 ゴメンナサーイ🙇💦 今は当時のその方の年齢を超えているので、今見たらまた違った感情を抱くのかもしれませんが。 ちなみにストーリーはまったく思い出せません。 グッとこなかったドラマだったからかなぁ…(^^;) 『あすなろ白書』はしっかり見て感情移入もしてストーリーもなんとなく覚えてるんですけどね。。。 恥ずかしながら、私の育った家庭は自己中心的で精神的に未熟な人間の寄り集まりで親戚も似たり寄ったりだったので、私はその年齢(20代半ば)になるまで家庭内で皆が気分よく過ごせるための「トラブルにならないものの考え方(あらかじめトラブルの芽を摘んでおく方法)」というものを知りませんでした。 父も母も、特に母かな、とにかくわざとじゃないかと思うほどにトラブルが起こりやすい選択をしている人でした。そして案の定相手を怒らせたりトラブルが発生して、それで相手も本人もイライラ、不平不満のオンパレードでした。反省もしないのでいつまでも繰り返しますし。 そういうわけで家庭内はまったくリラックスできない場所でした。そこに愛や信頼などありませんでした。ただただ利害関係が一致していたり体裁を整えるために家族でいるというだけで、お互いに憎しみ合ってる部分がとても多い家族でした。 そんな家庭に育って、当時の私は結婚とか家族とかってそういうものであり、仲良さそうな家庭があったとしてもそれは表面上なものであり、心の底から愛し合っている家族などドラマや映画の中だけの話で現実には存在しないとさえ思ってました。どの家庭も結婚年数が増えるにつれそれに比例して夫婦の溝が深まる一方なのだと思ってました。 チャーミー○リーンの世界に憧れるけどあれは幻想だと思ってました。 病んでいました。 そう思うことで、自分が将来結婚した時に夫婦仲が冷めていっても傷つかないようにしていたのかもしれません。 ところがですよ。 その40代の同僚の柔和なものの考え方に触れ、 家庭内で起きるトラブルはあらかじめ回避できるものがけっこうあるようだということに私は初めて気づいたのです。 自分の母親とはまるで考え方・行動様式が違ったので目からウロコでした! 彼女は家族が気分よく過ごせるために自分が先に行動していて、根底に家族への大きな愛情があることが良く分かるんですよね。 (※今では当たり前に思えることですが、当時は本当に知らなかったのです。) たとえば、朝になってから子どもたちに、あれしなさい、これしなさい、早くしなさい! とかって急かしたくないので、そういうシチュエーションにならないためにあらかじめコレコレこんなことをいついつまでに終わらせておく、みたいな感じ。私の拙い表現では分かりづらいですけど(;^_^A 同じ場面で私の母が取りそうな行動は、自分では何も考えず朝になってから子どもたちにイライラして、あれしなさい、これしなさい、早くしなさい!と、とにかく自分の気分で必要以上に責める、急かす、命令する、支配する、です。自分のことは棚に上げて。とにかく場の雰囲気を悪くするのが好き。自分の感情優先。 全然違う。笑 母はよく、旦那さんに大事にされている友人女性のことを羨んで、私もああいう旦那さんと結婚していればこんなに不幸じゃなかったのに、みたいなことを言ってましたが、子どもの頃はそうだねママ可哀想パパってほんと酷い!って私も思ってましたが、大人になるにつれ、 母のような性格じゃあどんなにいい旦那さんだってあっという間に愛想つかして冷たくなっていくわ、って分かってきました^^; この同僚に出会って、この考えは間違っていないと確信しました。 彼女はとても穏やかな方で、一緒に居るだけで心が安らぐのです。包まれているような感覚。 ああ、こんな方がお母さんだったらどんなに幸せな子ども時代だっただろう。 私もこんな女性になりたい、と強く思ったのでした。 彼女に育てられたお嬢さん達がどんな女性に成長されたのかも気になります。 きっとお母さんに似て素敵な女性になって幸せになっているに違いありません。 【中古】THE DANCING SUN/松任谷由実CDアルバム/なつメロ 日本の恋と、ユーミンと。 [ 松任谷由実 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.03.27 19:13:55
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