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実母は夫や子どもを含めて相手の不利益になることを平気でする人で、理由を説明して「だから困るのでやめて」とこちらが言ってもまずやめません。困る理由が納得いかない、理解できない、だから私はやめない。黙って私に従いなさい。そんな感じ。
まあ父もそんな感じですが^^; ある事件をきっかけに私は実家との交流を断ちました。 さて、親に忖度してまだ多少の交流をしていた頃の話ですが、 きょうだいが実家に滞在して母を観察したらこんなことがあったと教えてくれました。 まだ地デジ化前の、ブラウン管テレビだった頃の話です。 実家では窓際にテレビを配置していました。 すぐ近くにサイドテーブルも置いてあります。 毎日カーテンの開け閉めの際は、 このテレビとテーブルの狭い間に体を置いての作業になります。 開けたカーテンはテレビの裏側でタッセルでとめる感じです。 狭いのでテレビの側面にぶつかることが多かったです。 母は収納下手ですが何かを飾ることは好きで、 その当時テレビの上には陶器の小さな置物を飾っていたそうです。 はい、皆さんお察しの通りです。 予想される展開、そのままでございます😅 きょうだいが滞在していたその期間、ちょうど母の姉(私から見て伯母)も実家に長期滞在していたそうです。 きょうだいが、カーテンの開け閉めの際、やはりテレビに軽くぶつかってテレビが揺れてこの陶器の置物がぐらついてヒヤリとしたらしく、母に、落として割れたら危ないからここにこれを飾るのはやめたほうがいいよと言ったんだそうです。飾るなら別の安全な場所へ。どうしてもここに何かを飾りたいなら落としても割れないようなものを、と。 しかし母は頑として聞かず、「気を付けてれば大丈夫」「ここに飾ってこそ映える」「ここはママの家なんだから部外者が口出すな」などとあれこれ言い訳をするだけだったそうです。 そこまで言われたら好きにさせるしかなく、きょうだいもそれ以上は言えなかったとのこと。 (ああ、その情景が手に取るように分かる…と思いながら私は話を聞いていました。) しかし、とうとう事件が起きてしまいました。 伯母がカーテン開閉の際にテレビにぶつかり、その拍子にそこに飾られていた陶器の置物が落下。 割れてしまいました。 きょうだいもその場にいて、一部始終を見ていました。 ここに至るまでに既に母はダメな選択をしているのですが、 事が起きたその後のリアクションが最もダメダメでした。 まあ、やっぱりね、なんですけどね。 明らかに落ちそうな場所に飾ってあったとはいえ 置物を割ってしまったのは事実なので伯母は母に謝り倒していたそうですが、 母はものすごく怒っていて、伯母をかなり責めていたそうです。一方的に。 きょうだいが「いや、そんなところにそんなものを置いていたほうにも非はあるし、ついこの前その危険性も私に指摘されたばかりなのにそれでも頑として飾り続けていたのは誰?そこまで伯母さんを責める筋合いはないよ。」とフォローしたにも関わらず、絶対に自分の非を認めなかったそうです。 この事件のことを私に報告してくれた時、きょうだいは 「あれはないね。この前聞いた”子どもにジュースを与える話”と同じで、あんな場所に陶器を飾っておくから起きた悲劇。怒られて伯母さんが可哀想だった。伯母さんは悪くないのに。」 「母がダメな選択をしている、というのがよく分かった。」 「自分の責任は棚に上げてあんなに伯母さんを怒るなんて。母の選択が悪かったせいで伯母さんが不必要に怒られ、見ていたその場にいる全員を嫌な気分にさせて、置物もそこに置かれたばかりに割れちゃって。いいことなし。」 と言ってました。 「最初から飾らない、あるいは危ないと指摘されたら素直に聞く、等をしていれば防げたのに。」 とも言ってたと思います。 そうですよね、たとえ最初の段階で陶器の置物をそんなところに置いてしまったとしても(注意欠陥等で危険の予測が本当にできないのだとしても)、誰かがぶつかったり引っ掛けたりして落として割ってしまった時、一方的に責めたりしないで「自分にも落ち度があった」と母自身が早い段階で素直に認めることが出来ていれば割ってしまった伯母の気持ちも救われるはずですし、それを見ていた人たちの気分が害されることもなく、まだ状況がそこまで悪くはなってなかったはずですよね。 でも母はここでも「自分の非を一切認めず、置物が壊れたことにのみ注目して割った伯母を一方的に責め続ける」というダメな選択をしています。 これでは誰からも愛されるはずもありません。お気の毒に。 その後きょうだいは、ダメな選択というものがなんとなく分かってきたけど、どうすれば相手を不快にしないのか、取るべき良い選択が自分では分からない、と言っていました。。。 あれから随分経ちますが、その後どうなっているんでしょうね? 人の考え方なんて、そうそう変わらないと思うんですが。 それと心配なのがもうお一方。 この私のきょうだいと思考回路がおそろしく似ている方がいましてね。 大丈夫かなぁ… ○○○○○○○の効果はあったんだろうか… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.04.04 23:02:04
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