|
カテゴリ:こどもあれこれ
最近のYUYUの口癖は
「ボクってすごい?」 「ボクってやさしい?」 たとえば、「今日ねー保育園でパンダ組さんの子のお着替え手伝ってあげたんだー。ボクってやさしい?」って感じ。 相方とも、会話の途中で「すごい?ってYUYUのまね~」などと、ジョーダンで言っているが、これってどうかな?と思っていた。 何かをするにも人に親切にするにも、「すごいボク」「優しいボク」という評価を受けるためにやる・・行為の目的がちょっとズレていやあしまいか?「すごーい!」「やさしいー!」と今まで誉めてきたのは間違いだったのか?? そんな疑問が湧いていたのですが、タイミング良く、今月届いたしまじろうの親用小冊子の特集が「誉め方」。 これによると、この時期、子供は他者を意識して行動するようになるそうな。人から自分がどう見られるか?ということを気にするようになるんだ。「ボクってやさしい?」と聞くYUYUの行動も納得。「いい子と思われたい」という気持ちが心の中に起こったという、これはこれで、順調に発達しているというシルシなんだなあ。 しかしここで「やさしいね」だけを返すとやはり子供には自分に対する評価だけが返ってしまうわけで、懸念していた、「評価を受けるための行動」につながりかねない。 「パンダ組さんも、手伝ってもらってきっと嬉しかったと思うよー」と、その行為によって相手がどんな気持ちだったかを伝えることが大事なのだ。 そうすれば「相手を気遣う」という気持ちからの行動になっていくのだそうな。 なるほどー。目ウロコだー。 また「ぼくってすごい?」というのも、自分に対する不安の現れかもしれないと思った。 2~3歳くらいの頃は「できないわけない」というミョーな確信のもと突っ走っていたのが、「できるはずなのにできない」という理想と現実のギャップに悩むのが4~5歳の時期だそうな。 「ボクはダメなんだー」という不安な気持ちを否定するために「すごいよー」と言ってほしいのかなあ?と。 ここは本人に自信を持たせるために「こういうとこがすごいよ!」と具体的に誉めてあげたほうがいいのだろうな。 私自信を振り返ってみると、自信のない子供だった。授業でわかっていても手を挙げない。「うーん・・でも・・間違ってたらどうしよう・・」自分が先頭に立って何かをやるということはなかった。 それは今の自分の根底にも流れてて、時々自信のなさが顔をだす。 別に親に誉められなかった・・というわけでもなかったのだけれど・・。なんでだろう。 YUYUには自分の行動に自信をもって、周りを気にすることなく生きられる人間になって欲しいと思っています。 そのためには今の会話のやり取りがすごく重要になるかもしれないと思ったのでありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.05.27 14:13:27
コメント(0) | コメントを書く
[こどもあれこれ] カテゴリの最新記事
|
|