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今まで全然見てたわけではなく、話の流れもまったく把握してないんですが、たまたま昨日はウチのTVがこのドラマを流してました。
妻が浮気したらしいんだけど、「キミは完璧な妻、母だったのに」とかいう夫ユースケの言葉に、妻石田ゆり子は 『全然完璧じゃない。いつも一杯一杯だった。 結婚してるから、子供がいるから仕事できないと言われたくなくて、つらくても仕事頑張った。 仕事が終われば、子供を迎えに行くために走った。 愚痴を聞いて欲しい時にあなたはいなかった』 『オレだって、ゴミだしとか子供の送り迎えとかしたじゃないか』 『私が欲しいのはゴミだししてくれる人じゃないっ!一緒に悩んだり困ったりしてくれる人なの!』 『なんだ・・そんなこと?!』 『(妻石田ぶち切れ)』 そりゃ、そんなことといわれれば切れますがな。 仕事と子育ての両立、難しいですよ。「これだから子持ちは」などといわれたくない。お迎え時間のタイムリミットで、まだまだ働く他の社員たちの前を、後ろめたい気持ちのまま、先に帰るつらさ。また、会社を出たら出たで、子供が寂しく迎えを待ってると思うと、自然と走ってしまうもの。帰宅したら食事の支度、子供の世話、子供の寝顔を見た後、一人台所仕事・・・。 「まるで私じゃないのよお~・・・」と思った世のワーキングマザーは一体何人いるでしょうか?! 限られた時間の中で仕事をこなさなければならないつらさ。 お友達が帰ってしまった後、一番最後までお迎えを待つ子供は、つらい思いをしてるんじゃないだろうか??という不安。 他モロモロを誰に聞いてもらえるのか? まあ、私もダンナにはそう期待していません。ユースケではないけど「そんなこと・・。オレのほうが・・」といわれるのがオチだから。 その分、実家の母に電話でぶちまけてますが。 『オレだってゴミ出ししてる』って威張る夫も許せません。男はとかく「できる範囲で協力してる」っていうんですよね。 「できる範囲」ってナニ?「協力」ってナニ? こっちは結婚・出産後は生活急変ですよ。 でも男は仕事中心のスタンスは変えない。 子育てって夫婦一緒に担うものじゃないの? ウチの夫も、定時にあがる私のこと「定時にあがれるなんてラクでいいな」くらいにしか思ってないんだろうな。 ホントは違うのに。 「定時にあがらざるをえない」中途半端な社会人としての舞台が終わったら、次は母として舞台に上がらなきゃいけないのよ。 気持ちを切り替えて母モードになると、一刻も早く子供を迎えに行ってやりたい。保育園が閉まる時間までにはまだ余裕があるかもしれないけど、子供は「ボク一人だ・・」と悲しい気持ちになっているかもしれないのだから。 こうしてなんとか一日を終えたとしても、十分にできなかった仕事への思いと、子供に不憫な思いをさせてしまっている罪悪感が残る。 妻石田が不倫相手(?多分)の同僚フミヤに声かけられたときも、多分、昼休み返上で書類チェックをしていたんじゃないのかな~。 数年前、仕事終わって、子供を迎えに行くのに、会社から駐車場まで全力ダッシュしているところを、たまたま保育園の園長に見られたことがありました。 数日後、「じょに~さん、走ってたわね~。そんなに急がなくても大丈夫よ」といってもらった時、「あー、見ててくれたんだー。それで声かけてくれたんだ」と、とっても嬉しかったのを覚えてます。 妻ゆり子が同僚フミヤにグラッときた時も、そんな感じなんじゃなかったのかなー。ちょっと違うか?? だから浮気していいかどうかは、また別の話ですけど。 『一緒に悩んだり困ったりしてくれる』というとこもミソ。 私もそうだけど、多分、妻石田も相手に解決方法を求めてるんじゃないのよ。きっと。 気持ちを共有してくれて、「頑張ってる」「大丈夫」って言ってくれるだけで違うんだろうな。 でも、『共感』って、男の脳では弱いんですって。それを知って以来、そういう面ではダンナに期待しなくなりました(^^;) 夫ユースケは「そんなこと」といいましたが、多分、男には「なぜ走るか」がわかんないと思うし、わかんない人にとっては、妻の想いも「そんなこと」なんだろうなあと、ドラマを見ながら思いました。 ・・って、そのときにすら夫はいまだ帰宅せず!!ったく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.02.28 13:50:29
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