aloha time

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５日程で、読みました。

文章も読みやすく、当時第２次世界大戦

ヨーロッパ戦線の詳しい話や

８０代後半になった日系２世元兵士の話、

そしてヨーロッパ各地への慰問、訪問が中心です。

当時、ナチスドイツに占領されていた

イタリア、フランシ、そしてユダヤ人解放に

大活躍したようで、各地での歓迎ぶりは

その次の世代にも受け継がれ感謝されていたのが

印象的で、日本はなぜ、もっと歴史の教科書でも

触れないのでしょうか？

ハワイの日系人は、当時人口の1/3くらい居て

強制収容所に入れると、ハワイの社会が機能しなくなるので

入れられなかったのですが、アメリカ本土には

真珠湾攻撃の翌年すぐ、１０万人以上が強制収容所に

入れられたそうです。

戦争が始まって２年くらいは、軍隊にも入れてもらえなかったんですが

戦争が長くなり兵士補強の為、ついに日系人にも

軍隊へとなるのですが

最初は、収容所に入ってなかった

ハワイの日系人中心に、第１００連隊が出来たのですが

やはり信じてもらえず、なかなか戦地には行かせてもらえなかった

そうです。

当時、部隊の隊長が韓国系２世のアメリカ人だったのでが

印象的で、普通は、韓国人部隊に自分から転属するのですが

この隊長は、親が何人だろうと、同じ２世はアメリカ人だから

と、この部隊に残り、最初は日系人は嫌がったようですが

のちに信頼し、すばらしい上官だったようです。

アメリカ生まれの２世は、戦争こそ、自分たちの地位を

高めるチャンスと考え、特にハワイの人は

１万人志願して、３０００人程入ったようです。

でも、アメリカ本土２世は、収容所に入れられていて

最初は、なかなか行く気にはなれなかったようですが

日本人の１世からも、アメリカの為に戦ってくれと

言った親も居たようですが、行かないで欲しいと願った親も

やはり居たようです。ハワイ２世部隊の活躍で

のちに、少しずつ志願者も増えたようです。

部隊も、最初は、アメリカ本土の雑用係的な事が

中心だったのですが、いよいよヨーロッパ戦線に

向かうときも、アフリカ、アルジェリアから上陸した時も

そこで残ってくれとも言われたようですが

あえて、激戦の地区を選んで

将来の、３世以降の地位向上の為に

戦ったわけです。

日系２世部隊は、一番戦死者も多かったようです。

ある戦地の丘を、黒人部隊が５か月かかっても

攻め落とせないのに、日系部隊は

なんと、わずか３２分で落としたこともあり

夜中や、朝早い奇襲戦法が

功を奏したようで、黒人部隊は夜責めるのが

嫌だったようです。

また、苦労して打破した丘を

一度撤退命令が下って、また占領され

それをまた犠牲者を出して攻め落とす

理不尽な上官にも、毅然と戦ったようでした。

そんな苦労も、戦争前の排日法で

土地、財産を没収された１世の時と変わらず

戦後みしばらくは

大学を出ても、日本のお店で働くような生活だったようですが

政界にも２世が進出するようになると

ハワイ州知事にも、ダニエル・イノウエ氏、

下院議員、そして上院議員にも２世が選出されるようになって

戦後５０年くらいたった、クリントン政権の時代に

やっと功績が認められたようです。

ちょっと遅すぎますが・・・。

クリントンは、ハワイに対しても

王国を奪った事を誤り、

一時、ハワイ王国復活か？と言う話もあったようです。

無理だろうけど、ハワイ独立してほしいよね。(^O^)

明治時代、皇族と、カイウラニ王女を結婚させてたら

ハワイも日本になったかもしれないのにね。

あと、話違うけど、モアイ像で有名な

イースター島も、日本に買わないか？と

昔、話あったようですが、南アメリカ大陸からも

3000ｋｍも離れているのに

買うわけないよね(^^ゞ

物価もすごい高いけど、日本人夫婦住んでますよね。

まあ、オアフのアリゾナ記念館、行く前に

ぜひ、この本を読んで欲しいです。

オススメですね。★4.5です！

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この映画も見てみたいですな。

次、読みだしたのは、春頃買った

ハワイとは全然関係ない、これ！

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ノンフィクションだし、なかなかいいですよ、これも。