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カテゴリ:自然
去年の夏にとある場所でカンアオイの小さな群落を見つけました。
住宅地も直ぐそばにせまる雑木林のヘリ、大きな株もあったのでソロソロ花が見頃だと思い出したんですよ。 堀取られたり、開発で潰されてないか心配でしたが元気に花を付けていました。 カンアオイ(Asarum kooyanum var. nipponicum) 開花中 これは少し黄色みがかった花の個体です。 花がビッチリと咲いていて見事でしたがコレは落葉をかき分けて取った写真、見つけた時は花が全然見えませんでした。 此方は茶褐色、渋い色合いです。 コレは花の覆輪がハッキリと出てます。 小さな群落の中にかなりの個体差があって驚きました。 書物で個体差があるのは知ってましたし、実際に販売している物でも個体差がありましたが実際に見て確認すると小さな感動があります。 この写真を撮った後に知り合いの花屋さん寄って其処の女性スタッフに見せました。 開口一番、「気持ち悪い・・・」と言われたぁぁぁ・・・・・。 いやその反応は想定内でしたよ(笑) 自然は美しいと言いますが個人の美的感覚では気持ち悪いと思われる物も多々ですな~~、ちなみにこのカンアオイの花粉を運ぶのはナメクジやアリなどの地に蠢く生き物達ですが、それも大方の人には不人気かも。 まあそんな物でも可愛いと思える虫愛でる姫君も居る訳で、好きと嫌いがあるから難しいけど世の中に深みも出るのかな~~。 撮影終わった後は目立たないように落葉を軽く被して元通りにしておきましたですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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