|
カテゴリ:園芸
4月とは思えない生暖かく蒸しっとする日でした。
ここぞとばかりに枝葉が伸びて来ます。 今まで寒くて遅かった生育を取り返すがごとく。 そして蒸し蒸ししてくるとムシムシも出てくる訳で、農薬関係も売れ出します。 そうそう、農薬というと最近農薬取締法改正に伴って野菜苗、果樹苗などの生産中に使用した薬品を販売店は表示する義務が生じてきました。 一苗、一苗に表示する訳にもいかないので売り場の脇にまとめて表示します。 一般の人にはあまり認知が無いようで、表示していても見ている方は少ないようですね。 しかしイチゴ苗などに多品目の農薬がズラズラと表記してあると何とも厳めしい~~(;^_^A アセアセ・・・・・・ 農薬を使うにもお金がかかります。 生産する側だって極力はお金のかかる農薬散布はしたくないはず。 それでも農薬散布しなくてはいけないのは商品として売れる綺麗な苗を作るにはそれだけ農薬が必要だって事なんでしょう。 綺麗じゃなくても良い、と言う意見もあるでしょう。 でも大勢の人達は無農薬だからといって葉裏にアブラムシが居たり、うどん粉病が出ていれば買いたいとは思わないでしょうし、それこそ綺麗事ではすまされなかったりします。 現実問題として「綺麗で見た目が良い」と言うのは売れる商品として必要不可欠です。 理想と現実のギャップがココにあります。 あと植物からの抽出液での殺虫剤もよく見ます。 (ボロボロもこの手の物は便利だし好奇心もあってよく使ったりするのですが・・・・。) 農薬では無いし、天然物からの抽出物なので安全性が高いと言われますがこの辺も微妙です。 天然物だから安全なんて保証は実は無いんです。 極端な話しトリカブトやフグ毒だって天然物です。 でも有毒なのは知られてますよね? 普段食事として摂取してる物だって過ぎれば毒になる物も多々あります。 農薬取締法の枠に収まらない天然物からの抽出物は本来の農薬が受ける厳しい試験を受けていない訳で、逆に危険性の検証・確認と言う点で怖い面があります。 農薬の話しだとどうしてもその影の部分のみ強調されがちですが、これだけの人口を養っていけているのは農薬の力に寄る所が大きいでしょう。 安易に否定すべきでも無いし、かといって考え無しに大量に使って良い訳でもない。 上手く付き合って行きたい物です。 ラグルス バニーテール ( Lagurus ovatus 'Bunny Tail' ) 堅い話にはフワフワとした質感がたまらないラグルスで和んで下さいませ(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|