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カテゴリ:虫
秋ヶ瀬公園に植栽されたシダレヤナギを眺めると沢山の動く物を発見。
何だか判ります? よく見ると沢山幹に張り付いてる虫が居るのがわかると思います。 実は是、ヨコヅナサシガメと言うカメムシの仲間なんです。 それにアオマツムシと同じく大陸からの帰化昆虫で比較的都市部に多いそうです。 ヨコヅナサシガメ 幼虫(Agriosphodrus dohrni) 彼らは樹皮の割れ目や隙間に潜って幼虫の状態で越冬、翌春に成虫になります。 彼らが他のカメムシと違う所は肉食で他の昆虫を襲って体液を吸う事でしょうね。 アメリカシロヒトリなど害虫となる芋虫、毛虫をよく襲って食べますからそういう意味では益虫です。でもうっかり掴んだりすれば人間でも挿されますし、移入種ですから生態系に与える影響にも注意が必要でしょうね。 それになにより樹皮にビッシリ居たら普通に「不快害虫」でしょうから。 写真のサシガメはヤナギからでた樹液を吸っているようです喉が渇いた時の代用食みたいなもんでしょうか? なかなか興味深いので越冬中の頃、成虫になった頃、また探してみたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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