こういうのを「感受性が豊か」と言うのだろうね。
夕飯時、娘と話をしていて。えと、なんというユニットだか忘れてしまったが、とある音楽ユニットの曲を聞くと(思い出すと)涙が出て来るんだって。1つは、人から不気味がられてる黒ネコが、人から変人扱いをされてる画家と出合って、その画家が自分と似てるからと可愛がってくれて、でも、その画家が病に伏して、最後にその黒ネコに「この手紙をこの女の子に渡してくれ」って頼んだ。そしたら黒ネコは一生懸命その女の子の所まで走って走って...手紙を渡したところで息を引き取った。そしたらその女の子は黒ネコの為にお墓を作ってくれた。なんかそんな感じのストーリー。もしかしたらちょっと違うかもしれないけれど。それと、もうひとつ。あれ?どんなっていったっけ?まぁ、とにかく。これを話してる間も涙流してんだよ。っつーか、自分は曲を聞いてそこまでになった事なんか一度も無いよ。それが我が娘は、以前にも『COSMOS』って曲を聞くたびに涙流してたし。今回のは歌詞が心に突き刺さるとかそういうのがあるんだろうけど、『COSMOS』はメロディーがなんだか泣けるって言ってるし。自分には全くわからない。咲いてる花を見て、自分は「あ、花が咲いてる」としか思わないのに、娘は「色が」とか「形が」とか「咲き方が」とか、とにかく娘の心のどこかがちゃんと受け止めてるんだろうね。でそれに反応して涙が出てくるほど感動する、と。ふぅ~ん。そんなの自分には全くわかんないや。