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2011年03月09日
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カテゴリ:その他

今日(もう昨日であるが)3月9日は私たちの20回目の結婚記念日だ。

20年、長いようでもあるが振り返ってみるとあっという間のような気もする。この10年は彼の闘病や私の手術などピンチも有ったが何とか持ち堪えている。これはどちらか一人の努力とか我慢で成り立っているのではなくやはり2人で頑張って来たから乗り越えられたのだと思う。

以前、「自分が死ぬ時には夫の腕の中で死ぬのが夢」と言って笑われた。冗談抜きに本気で考えていたことなのだ。病気を持っていると若い頃から「死」については考えることが多い。ある程度の覚悟のようなものはできているつもりではあるが、不安や恐怖もある。死んで行く時の苦痛はその不安や恐怖感で増強されるのではないだろうか。そんな時にパートナーに傍に寄り添って貰い「大丈夫、怖くない」と言って包み込んでもらえたらたとえ苦痛が有ったとしても、安堵出来るに違いない。

人生最期の時に寄り添えるには、2人の間に優しさや思いやりと信頼関係が必要だろう。どちらが先に逝くにしてもそんな2人でありたいと思う。

窓辺の2人






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最終更新日  2011年03月10日 01時58分42秒
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