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カテゴリ:その他
11月9日の朝の登校時間に、1人の中学3年生の女子生徒が自殺した。 同じ市内の自分の勤務する学校でもニュースに騒然とする。報道によると進学に悩みがあったのではないかとのことだ。 まだ、ほんの14年しか生きていないのに。迫りくる列車に背を向けて線路に立った彼女の心はいったい何を思っていたのだろう。 中学3年生のこの時期は、目前の進路のことで心がいっぱいでそのことが生きることのすべてのように感じられてしまうのだろう。実際の人生ではそんなことはないのに! 彼女の命を救えなかったと、ご両親や、担任や友人たちの思いはいかばかりか。 このような事件が有ると、「命の大切さを指導するように」というお達しが来るのが常なのだが、命が大切なのはわかっている、それでも苦しくて死を選ぶ子供がいる。どのように伝えればよいのだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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