ウクライナ
ウクライナの栄光は滅びず 自由も然り
運命は再び我等に微笑まん
朝日に散る霧の如く 敵は消え失せよう
我等が自由の土地を自らの手で治めるのだ
自由のために身も心も捧げよう
今こそコサック民族の血を示す時ぞ!
(ウクライナ国歌『ウクライナの栄光は滅びず』・訳詞より)
「命と奪う者と涙」雑記
プーチン・ロシア軍の残虐非道なウクライナ侵略中
北海道の世界遺産「知床半島」で
乗客、乗員の26人が……
この観光船事件(事故)は、想像だにしていなかった
お亡くなりになられた方々のご冥福を祈りつつ
やりきれない気持ちでいる
*
かつて知人の勧めで「船釣り」に嵌っていた
知人の釣り仲間の会に入り
春夏秋冬
北海道の四方八方、釣行した
漁船が遊漁船を兼ねている
(今は少数だが遊漁専門船もある)
「船釣り」で知ったこと
仲間が釣り船を予約し
夜中を疾駆し早暁4時頃、釣り船の港に着く
前日夜7時の天気予報(TV)で船長(船頭)が判断し
仲間から連絡が入る
「明日OKだと」
or
「中止だと」
or
「微妙なので、朝4時に判断すると船長が。船が出ない場合もあると」
「俺たちは港に行き、船長の判断を待つことにする」
そう仲間から連絡が入ると
必ず皆、夜中を駆けて(ほとんどが乗り合いで)港に行く
船が出ることに期待して――波よ! 静まれ!
*
夜っぴいて疾駆し
何度
『駄目! 出ない!』
と船長から言われたことか!
優に両手両足分はあっただろう
でも、仕方なく諦め
近くの食堂に行き「焼き魚定食・刺身定食」のヤケ食い
そして日帰り温泉
家路に
*
数度だったが
出航して沖に出て
「こりゃあ駄目だわ。戻るぞ!」と船長判断が
(料金なし)
船釣り仲間(5~7人)皆、納得したものだ
揺れて揺れて釣りどころじゃない、と分かったから
*
前置きが長くなった
*
知床遊覧船事件は「論外」
事故じゃなく「事件」と言えよう
あらゆる点を鑑みて
他の遊覧船も出ず(予定なし)
漁船も出ずの「天気予報」
KAZU 1
一艘だけ出航
*
航海先に立たず?
*
if
「カシュニの滝」で帰路についていたら
そうも考えちゃった
知床岬まで無理して行かなくても良かったのでは、と
だったら何とか無事に……
(海からの知床観光、カシュニの滝まで行っても満足感があるから……)
無念! 残念!
24人の観光客を! 未曽有の事態だ!
*
かつて「山一証券」が倒産した時
記者会見で社長が大粒の涙で謝罪
26人の命がかかっていたか分からないが
大手証券会社の倒産で
*
知床観光船の社長
記者会見で大粒の涙を流さず
26人が、24人の観光客の命が……
*
この違いは何だろう?
*
ウクライナに残虐非道な侵略戦争を仕掛けた
ロシアのプーチン
ロシア軍兵士の犠牲者だけでも
現在2万人超え(ウクライナ軍TV発表)
ウクライナ人民を虫けらと発言も
一般住宅をミサイルで攻撃中
残虐非道な行為をした兵士たちに勲章ときた
*
戦況が悪化し出すと
「核兵器の使用も……」と脅し中のプーチン
プーチンは涙が出ないらしい
もともと涙腺が無いからのよう?
*
どの国であっても
「涙する」国の統治者であってほしい
同じ人間としてーー
そこが国の在り様の違いかも知れない
そうも思っている。つくづく。
「人間は悲しみに涙する動物である」
*