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組合活動をやっていた時期がある。御用組合である第一組合に比較すればその一割ほどの組合員しかいなかったが、そのぶん、関係の密度は濃かったように思う。そのことの良し悪しはまた別の問題であるのだけれども。
ある日、定例の会合がもたれ、まず各人の自己紹介からはじめた。数名の新しいメンバーがいたのである。活動を始めて一年ほどのある若い組合員は、つぎのように自分を紹介した。 ―○○です。まだ未熟者ですが、わたしは組合に入ってから変わりました。たしかに変わったんです わたしはかれに言った。 ―ふん。そういえばすこし身長が伸びたか? ちかごろ、わたしも変わったようだ。体重が増加したというようなことではない。まあ、増加しましたがね。 先日、パソコンが、こんどこそ完全に壊れた。電源をいれることができなくなったのである。データ、ソフト、すべてが使えなくなり、わたしのデスクトップパソコンはただの箱よりも始末に困る物体となりはてた。ただの箱であればものをいれることくらいできるのである。以前のわたしならこのようなときには金槌をさがしただろう。パソコンを破壊するために。だがいまは、壊れたか、ああそうか、というくらいのものだ(ちなみにこのテキストは、カシオペアという10年ほど前のCE機で書いている。さすがに使いにくい)。 重いカメラをすべて手放した。いまつかっているのはズームレンズをつけた入門用AFカメラ。ボディ重量は300グラムほどでしかない。それにMF機一台である。こうなってみればこれで十分であることに気づく。 これまでもときどき5,7,5をひりだしていたのだが、おおむこうを唸らせようという意識があってモノにならなかった。だがちかごろ、ようやく対象に自然体でむかえるようになってきた気がする。自分でそう思い込んでいるだけだけであるにしても。 肩の力がぬけてきたようだ。どうしたというのだろう、わたしは。 ううむ。もしや片足を一畳に満たぬ桶に突っ込んだか。それでもかまわないようなものだけれども。フム。それにしたって… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.07.21 08:49:13
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