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カテゴリ:今日の出来事
明日でやっと終ります。
「福祉用具プランナー」とは、福祉用具を必要とする高齢者や障害者に対し、必要な福祉用具の選択を援助、適切な使用計画を策定、利用の支援、及び適用状況をモニター・評価まで行うことのできる専門家として、テクノエイド協会が提唱したものです。 その「福祉用具プランナー」を養成するのが「福祉用具プランナー研修」で、延べ48時間、7日間に渡る長丁場の研修です。前半3日間、後半4日間で毎日9:00~18:00の研修は非常にタフなものです。 参加者の多くは、セラピスト(理学療法士・作業療法士)、ケアマネージャー、福祉用具専門相談員、看護師などで、その道の専門家ばかりです。 これからの高齢化社会には欠かせない資格だと思うのですが、その研修を修了した人(国家資格ではない)は、全国で8000人ほどしかいないそうです。また、国家資格ではないので、この研修を修了しても、仕事上の処遇での優遇はないそうです。 でも、この研修にお金と時間を掛けて参加している人は、その必要性に気付いています。 したがって、研修自体にも活気があり、今日の事例研究では、それぞれが専門職の立場から色々な意見を出し合い、1つの福祉用具を使った介護プランとしてまとめ上げることができました。 たった一つの事例でも、その改善策は班毎に色々考えられました。 もし、相手が「物」であれば、「カット&トライ」で何度でもやり直しが効きます。相手は「痛い」とも「嫌だ」とも言いません。こちらの好きなように試行ができます。 しかし、介護が必要な相手は「人」です。 「痛い」とも「嫌だ」とも言います。 また、間違った方法を提案すれば死期を早める結果になるかもしれません。 だから、何度でもやり直しができる訳ではありません。 それだけに、正確なアセスメント(評価)やカンファレンス(会議)が必要になってきます。 将来に渡っての最良の方法を提案しなければならないのですから。。。 ある日突然、脳梗塞に襲われ半身マヒになることは誰にでもありえることです。 そんな時に、今日集まったメンバーに福祉用具を使った介護プランを立てて欲しいものです。 メンバーが変われば、きっとプランも変わってしまうのでしょうから。。。 いや~、仕事の話しを書いてしまいましたね。お恥ずかしい限りです。(^_^;) 『ボウリングだけでなく、もっと仕事に関する勉強もしなければ』と感じる今日この頃です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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