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カテゴリ:The・国際社会。
2030年までに、中国・インドのGDP(国内総生産)は日本に並ぶのではないかと言われているほど、今中国はグングンとめざましい発展を遂げている。
しかし、経済的に元気モリモリな沿海地域と、乗り遅れた内陸部との経済格差は、きわめて深刻化してきている。 そこで2000年からスタートされたのが「西部大開発」プロジェクト。 なんかかつてのアメリカの、フロンティア西進みたい! 5つの自治区、27の自治州および83の自治県(旗)が対象地域で、その目玉は以下の4つ。 1.西電東送(西部の電気を東部に送る) 2.南水北調(南部の水を北部に送る) 3.西気東輸(西部の天然ガスを東部に輸送する) 4.青蔵鉄道(中華人民共和国~西寧~チベット自治区を結ぶ高原鉄道) 青蔵鉄道においては、最近全線開通し、今は視察列車が走っている状態だ。 その景色はひたすら高原と野原。「こない何もあれへんのに開発してどーしまんねん」という感じなのですが、しかし、ちょいと手掛けりゃ石油や塩といった西部の豊富な資源のとれとれ市場¥¥ 富士山頂を越える高さを走るし、冬の厳しい寒さによる凍結など、色々と多くの課題があるようだが、2007年には本格的に始動する。 コレに乗れば、中華人民共和国から48時間でチベットへ行けるそうだ。 政府はすでに本プロジェクトに8500億元を投資し、60項目の重要工事に着手している。 まだまだまだまだ中国の経済成長はとどまるところを知らないのを改めて感じさせられるよね・・・すごいねーほんま。 日本が中国に頭下げなアカン日も、ひょっとすると近いのでは??(^_^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.10.28 02:19:50
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