BRANCH　OUT

昨日の彼が言った「慣性」がどうも
私の中で引っかかったのでちょっと聞いてみた。

彼は今までになく今日は話を聞いてくれ、
話をしてくれたと思う。

言葉が少ないと私が言った事もあったのか
彼の変化の一部だと思う。


まぁやはり良い理由ではなかった。
そこで私は「一人になるのが怖いとか、そういうことが
決断を鈍らせているなら、それって不自然な関係じゃないと
思わないの？」と聞くと、
「まぁ自分は元彼女とそれで別れたけど、そういう意味も含めて
Ｃなんだと思うし、それは不自然とも言えるけど、
自然だとも思えるよ。だから俺は一緒に居られるんだろうし。」と。

でも、やっぱり私たちの立場が違うんだから、
彼にとっては今の状況が「慣性」の上に成り立っても、
私の場合は間違えてる気がすると言ったが、
逆に彼に自分にとっては確かに違うけど、最終的には
同じ事なんだと切り返された。
彼にしてみれば、罪の意識も、自己嫌悪も、たまに疲れることも
あるから、だったら別れた方が良いんじゃないのかと思う訳で、
それでも「慣性」に任せているんだから一緒だと。

まぁ結局なんのオチもないけど、
何となく私の気持ちはスッキリした。

一応愛情はあるわけだし、私のそういう考えを分かった上でも
一緒にいることは自然だと彼が言うならそれを信じよう。


結局今はそういった不安や恐怖心もあって
一緒に居たとしても、結果的に私がいつか幸せだと
思える日が来るなら(来ると思ってるけど)結果オーライなんだろう。


その日までお互いにちょっとは躓くかもしれないけど、
どうにかなるんじゃないかって気もする。



今日の彼の言葉に結局後押しされた形になったけど
これが求めていたもののような気がする。