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2008.11.10
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カテゴリ:ベビ
まだまだ出て来ようとしない姫は3日間も踏ん張りました。
お陰でコチラはヘトヘトです。

2日目の深夜には、意識朦朧。
口の周りが痺れ出していました。
心配した俺様が先生に聞きに行くと、
「痛みが激しいとそういう状態になることもある」と
見に来てもくれません。(笑)


その頃には体力が落ち、寝てるのか起きてるのかも
よく分からない状態に。
それでも、陣痛が来る度に痛みだけは感じるから憎い。

声を出さないようにと耐えていられたけど、
体力が落ちて、意識がハッキリしないともうどうでもいい!!
陣痛が来る度に「あぁ~~~~~~~!!!!!!!」と
絶叫していたような気がする。
それだけでなく、汚い話だが、陣痛のたびに失禁していた。

その時も思ってたけど、分娩台の上で
暴れながら、足開いて失禁してる私を良く見ていられたな
と旦那に感心する。(笑)

入院から3日目まで、陣痛の苦しみだけの私の横で、
入院しては出産していく数名の妊婦さんたち。
「早く私も産みたいのに・・・」と思ってた。

看護婦さんもこんなこをは日常茶飯事だからか、
どんだけ絶叫していても、見にも来ないし放置。
数時間おきに来ては、「ちゃんと呼吸しないと駄目よ。」と
冷たいひと言を言い残し去ってく。
あぁ無情・・・。

深夜3時ごろだったと思う。
分娩台に移るように言われる。
但し、子宮口は2cmから変化はなし。

その頃から、体力がなったからか、
「もう産むのやめたい。」とか
「これから子宮口が開いても、息む元気が無い。」とか
そんな事ばかりが頭の中に浮かんでた。

陣痛を何回か繰り返す度に俺様には何時?と聞いていた。
過呼吸気味になってきたことで、手術に切り替えてもらう事を
考え始めてたからだと思う。

先生を呼んで欲しい。
このままでは、赤ちゃんの前に私が駄目になりそうだと
お願いしても「朝なので先生は来ません。」と言われ
そのまま放置されていた。

呼吸が乱れるたびに怒られるけど、
半狂乱だった私はきちんと呼吸を直すことも出来なかった。
今考えると赤ちゃんに異常がなくてよかったと思う。

結局7時になって先生が見に来てくれた。
帝王切開に変えたいと懇願する私に、
「あと少し頑張ってみよう。自然分娩の方がいいから。」
と元気付けてくれるけど、何の返事も出来なかった。

それからは、破水させられ、
子宮口が開くかもしれないからと陣痛のたびに
いきむように言われた。
痛みをただ我慢するよりは、いきめる方が楽だった。

それから2時間ほど待つものの子宮口は5cmまで開いてストップ。
手術の準備が整い次第、手術室へ移動。

俺様が手術の手続きをしている間、
これで産めるという安心感と自然分娩できなかった自分への
悔しさがあった。
俺様にも「ごめんね。」しか言えなかった。

手術は半身麻酔。
目を開くと作業が見える。
ちょっと目を開けてみたら、先生が何かを引っ張ってる動作、
それと共に痛みは無いけど身体の一部が引っ張られる感覚。
恐ろしいので目は閉じた。(笑)

それからちょっとして、赤ちゃんの背中を叩く音と時々聞こえる泣き声。
「何か異常があったのかな?」と心配になったが
すぐに、大きな声が連続で聞こえるようになった。
先生や看護婦さんが出生時間を言ってるのが聞こえ、安心した。

朦朧としてる中起こされ、「女の子ですよ」と姫の顔を見せられる。
その時はひたすら、「終わった~~~!」という気持ちだけだった。

次に目が覚めたのは、手術終了後。
寒気で身体がブルブルしてた。
しばらくして、病室の別途に移される。
旦那は何かの手続きでその時も居なかった。

看護婦さんに、「自然分娩できなくて・・・」と話してたら
「赤ちゃんも羊水の中でウンチを飲み込んでしまっていたから、
逆に手術の方が負担が少なくて良かったと思いますよ。」と
言ってもらえ、すごく気が楽になったのを覚えてる。
姫が叩かれていたのはそのせいだったのね・・・。

身体が痺れていたけどすぐに日本へ電話。
母親に帝王切開での出産だった事を告げ、
「お疲れ様。大変だったね。」と言われて
初めて緊張が解けたのか涙が出てきた。
これは義母に言われるお疲れ様なんかより、
申し訳ないけどずっとずっと心に響くものでした。


俺様と話したのは10時ごろだったと思う。
「ごめんね。」と言ったことと、「お疲れ様。」と
言われた事しか覚えていないけど。

俺様も姫の顔を一瞬見せてもらったけど、
帝王切開での出産だったので赤ちゃんの体温が低くなったから
その時はインキュベーターに入れられてるとのことだった。

体温が上がり次第、姫としっかりと対面。
涙が出るより、無事出てきてくれて嬉しかったのと、
あまりの可愛さでずっと笑っていた。



私の長い長い出産はようやく終わり。



その後シオモニに聞いた話で知ったことですが、
私が手術室に入ってから、俺様がシデクに電話したそうです。
帝王切開になる事を話しながら、それまでは赤ちゃんが心配だったけど
私のことが心配になったと言っていたそうで、笑えた。

それから、ベビが生まれた報告で電話した時も、
凄い苦労して生んだと泣きながら報告してたとか。

ほっほ~~~。泣いたのね。
私は感動して自分で泣くと思ってたけど、
あまりの疲れで涙より、嬉しさの笑顔しか出なかったのは
意外でしたけど。俺様の泣いた姿も見てやりたかった。


今も時々分娩台の上で、半分意識が無いながら
暴れまくっていた事を思い出すと怖くなります。(笑)

でも、待ちに待った姫との生活は凄く楽しい♪



姫、元気にこの世に生まれて来てくれてありがとう☆





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Last updated  2008.11.10 13:51:54
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Comments

たっちゃん@ これマジだった! 生マOコ気持ち良過ぎだぁぁぁぁぁぁぁぁ…
ママリナ@ 断乳がんばれー 風邪どう?? 大変だと思うけれども、断…
ai☆@ 頑張れ~~!! 想像しただけで辛い・・・ わたしもおっ…
juntolife@ Re:かわいー!(12/18) ai.さん >ほんとどんどん「子供」になっ…
juntolife@ Re:ティガー慣れた?(12/18) ママリナさん > おもちゃの国っていう…

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