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カテゴリ:TVバラエティ
1月4日放送の「クイズよくあるパターン ベタの世界」のテーマは「青春恋愛ドラマ」
電車が走る下の道をベタ也が歩いている。携帯電話が片手を片手にもつ。 「ベタ也、今度の土曜日大丈夫だよね」ベタ代の声。 「うん」 「前みたいに、残業でドタキャンはなしだからね」 「はいはいはい、わかりましたよ。」 「私も仕事を早く終わらすから」 「ベタ男にも忘れるなって、いっておけよ。」 ベタ男が広場のそばを歩いている。広場では、親子連れがラグビーボールで遊んでいた。すると、ベタ男の足元にボールが転がってくる。 「すいませ~ん」と子供の声。 ベタ「足元に都合よく、ボールが落ちてくる」 ベタ男がそれを受け取り、ボールを投げる。 スローモーションになる。 モノローグ「夢中でラグビーボールを追いかけていたころ、俺達は何をするにも一緒だった。」 写真の絵、ベタ男とベタ代が仲良くポーズを決めている、ベタ也はそれをさめた目で見ている写真だった。 ベタ「昔の写真にはたいてい無理がある」 「そしてこれは、今でも変わらない、そう思っていた。」 なじみの焼肉屋。 「乾杯!」 生ビールを飲む3人。 「どう仕事は」とベタ也に聞く。 「う~ん、まあまあかな」とベタ也。 「お前、名に聞いても、まあまあしか言わないよな。」 「あ、それ、私も思った」とけらけらと笑うベタ代。 すると、店主がホルモンもってくる。 「はいホルモン、3人前、それから、これ、おまけね」 ベタ也が「それにしても、あいかわらず、きたねえ店だなあ。でも、ホルモンは日本一なんだよな」 「きたねえは余計だろ、きたねえは」と店主。 ベタ男のそばに座る店主。 「今でも、付き合ってるのか?」 「はい」 「じゃあ、次は結婚だな」 ベタ也。あきらめたような顔。 別の注文をとりにいく店主。 ベタ「この手のやりとりがある」 すると、ベタ男の携帯電話が鳴る。「ごめん、用事あるから帰るな」といい、外へ出るベタ男。 うかない表情になるベタ代。 「どうした?」 「最近、様子変なんだ。帰ってくるのも遅いし、浮気でもしているのかな」 ベタ「好きな相手から恋の相談を受ける」 「そんなことないだろ」 「そうだよね、飲もう飲もう」 帰り道、ベタ代は千鳥足になっている。 「飲みすぎなんだよ、お前は」 「のみすぎてませんよ~」工事中の標識にむかって「どうも」と敬礼をし「いつもごくろうさまです」 「まったく、」としゃがむべたや。 「あ、いま、いやらしいことかんがえたでしょ」 「ば、ばか、なにいってんだよ」ベタ代は「おねがいしま~す」とベタ代が載ってくる。 ベタ「酔った女をおぶる」 「ベタ也はいつも、優しいね」 「あのさ、辛かったらうちにきても、いいんだぞ」 とベタ代を見上げる。彼女は寝ていた。 ベタ「告白は寝ていて聞いてもらえない」 翌日の夜、ベタ也が仕事から帰る。ベタ男が上がっていた。 「おう、お帰り」 「お帰りじゃないだろ、いつも勝手にお前は」 ベタ「友人は勝手に主人公の家に上がってる」 ビールを冷蔵庫から取り出すベタ也。 「ビールでいいよな」投げて渡すベタ也。 ベタ「男同士は、缶ビールを投げて渡す」 ビールを飲んでいる2人。 ベタ也が「お前、ラグビーもうやんないのか?」 ベタ男はラグビーをけがのためやめていた。 ベタ「この手のドラマには、何かに挫折した男が出てくる」 「なに言ってんだよ。おれはもうとっくにやめたんだ」 「お前の夢、あきらめんのか」 「なあ、腹すかないか?」 焼肉屋で3人で食べている。 「あ、それ俺のだろ」とベタ也 「あ、小さい。男らしくな~い」とベタ代 「ああ、そうですか、そうですか」と焼いた肉を自分の皿へ 「あ、それ私の」 ベタ男、そっちのけで盛り上がっている。 ベタ「彼氏そっちのけで盛り上がる」 するとベタ代が「ラグビー場にいかない?」 「え、今から」 誰もいないラグビー場。照明がついている ベタ「都合よく照明がついている」 問題:この後の展開は? --- 奇跡的にラグビーボールを見つけるベタ代。 「これから、ベタ男選手とベタ也選手の試合を開始します」 「え?」と面食らう2人。 「いくよ」ベタ代がボールを投げる。2人はボールを取り合う。 息が切れるベタ也。「10年のブランクはきついな」 「はい、つぎはここまで競争!!」とベタ代。 「まじかよ」とベタ也。 クラウチングスタートの姿勢をとる2人。 「なあ、お前が勝ったらベタ代を譲ってやる。俺が勝ったらもう二度とベタ代に会わないでくれ」とベタ男がいう 「え?」 「すたーと!」とベタ代。 全力疾走の2人。 ベタ男が勝った。へたりこむベタ也。 「冗談だよ」と笑って言うベタ男。 ----- ある日、ベタ也はクラブで飲んでいる。一人だ。 ベタ「クラブにいる人はみんな悪そう」 ベタ男は、ニュージーランドラグビー選手の募集広告を見ていた。 女が近寄ってくる。「何かを思いつける男の顔もいいもんよね」 「誰だ、お前」 女は、ベタ男の隣に座った。 ベタ「問題を起しそうな脇役が出てくる」 帰り道、がらの悪い男と肩がぶつかる。 「どこみてんだよ」 「うるせえ」とベタ男。男はベタ男を殴る。男の仲間にも殴られ続ける。 ベタ男は、ごみだめに投げつけられる。 ベタ「けんかをした後は、ごみだめに投げつけられる」 家に戻る。すると、ベタ代が「お帰り」といい、顔の傷に気づく。 「どうしたの、その顔」 「ころんだ」 ベタ「喧嘩のあとの傷の理由は転んだ」 「でも、ひどい・・・」 「うるさいんだよ」 そういうと、ベットに寝てしまう。 ベタ「さめたカップルの男はすぐに寝てしまう」 「あのね、今度、ベタ也。課長になるんだって。今度、お祝いしてあげようよ」 「ベタ也、ベタ也ってうるせえんだよ。そんなにあいつが好きなら、一緒になればいいじゃないか。それとも、もうあいつとねたのか?」 ベタ「はずみでいっちゃいけないことを言ってしまう」 「ひどいね」そうつぶやくベタ代。 ベタ也は洗いものをしていた。グラスを割ってしまう。悪い予感がする。 ベタ「都合のよすぎる虫の知らせ」 別の日、ベタ代は偶然ベタ男を見つける。尾行をするベタ代。 ベタ男が入ったクラブに入る。ベタ代も入る。すると、ベタ男が女とキスをしていた。 ベタ「他の女とキスしているところを見つける」 「最低!」怒ったベタ代はグラスの水をベタ男にかける。 ベタ也が疲れた様子で帰ってくる。すると、ベタ代がドアの前に体育座りをしていた。 ベタ「傷ついた女は、主人公のアパートの前で体育座りをしている」 「ベタ・・・・代?」疑問形。 すっくと立ち上がるベタ代。顔が暗い。 「あ、焼酎でものむか?いいのもらったんだ、えっと・・・・」 すると、ベタ代が突然、抱きついてくる。 「ごめん、少しだけ、こうしていさせて・・・・」 何もできずにいるベタ也。 「ベタ也が彼氏だったらよかったのに」 ベタ也も彼女を抱きしめようとする。しかし、手の行き所がない。手を下ろすしかなかった。 ベタ「勇気のない男は、手の行き所に迷う」 クラブ。ベタ也が怒った様子で入ってくる。 問題:この後の展開は? --- ベタ男を見つけるベタ也。女といちゃついている。 ベタ男がベタ也に気づく。「ベタ也、お前なんでここに・・・」 事情を聞かずにベタ男を殴るベタ也。 「何すんだよ!」とベタ男。口角にきれいに血が出ている。 「ベタ代の気持ち考えたこと、あるのかよ?」 殴る。 「なんだ、自分だけ悲劇のヒーローきどりか」 殴る。 「そんなお前見たかないんだよ」 殴る。 「いつまで自分の気持ちに嘘ついてんだよ」また殴ろうとするベタ也。 「じゃあ、お前はどうなんだよ。」 ベタ也のこぶしが止まる。 「すきなんだろ。ベタ代のこと。お前は自分の気持ちに嘘、ついてないって言えるのかよ」 ---- ベタ也は、ベタ男に言われたことを思い返していた。 ベタ男がベタ代のいるアパートのドアに手をかける。しかし、開けるのはやめ、その場で話し始める。 「ベタ代。俺だ、いるんだろ、このままでいいから聞いてくれ。」 ベタ「ドア越しに話しかける」 「ベタ也に殴られたよ。ベタ代の気持ち考えたことあるのかって。あんなに怒ったあいつ初めて見た。 なあ、覚えているか。最後の試合のとき、お前、ベタ也に呼び出されたろ」 ベタ代の回想。 ラグビー場で、ベタ也とベタ代がいる。どうしても、顔がおじさん。 ベタ「再現シーンには無理がある。」「あのさ、、おれ・・・お前のこと・・・・・」 すると別のマネージャーから「ベタ代」と呼びかかる。 「ごめん、これから用があるから。じゃあね」 ベタ也は見送るしかなかった。 「あいつ、お前に告白しようとしていたんだよ。馬鹿だよな。俺達が付き合ったら、自分の気持ち、押し殺してさ。 それから、おれ・・・」 ベタ也のマンション。ベタ也が帰ってくるとベタ男がいた。 マンションの外で話す2人。 「俺、ニュージーランドに行くことになったんだ。プロテスト受けたんだ二部リーグなんだけどさ。 やってみないかっていわれたんだ。賭けてみようかなって。明日旅立つ。」 ベタ「ライバルの旅立ちは決まって急」 「・・・」 「ベタ代とは別れた。正直、自信がなかったんだ。あいつを幸せにできるのは俺じゃない。お前だ」 「でも・・・」すると、ベタ男が殴る。 「いつまでもそうでいいのかよ。このままでいいのかよ、お前」 「ベタ男・・・」 「これでおあいこだからな」 ベタ「殴った後の『これでおあいこだからな』」 立ち去ろうとするベタ男。すると、振り向いて 「そうだ、明日の12時グラウンドに来てくれ。絶対だからな」 グラウンドに来るベタ也。 問題:この後の展開は? --- 後ろから、ベタ代が来たことに気づく。 「ベタ代、お前、どうして」 「ベタ男から呼び出されて」 ベタ男の気持ちに気づくベタ也。舌打ちし、「あいつ・・・」2人の俯瞰。構図が回想シーンと同じだ。 「あの、私、ずっと・・・」 「あの~、おれ~、お前が好きだ。映画見るとすぐ泣いちゃうお前も、用途子供みたいになるお前も、断れなくてティッシュもらっちゃうお前も、 10年間見てきたお前、全部すきだ」 笑うベタ代。近寄るベタ也 「10年かかった。これを言うの」 ベタ代がベタ也の胸に顔をうずめる。ベタ也は初めてベタ代を抱く。 離れたところで、ベタ男が見ていた。口元が緩んだ。そして、きびすを返す。 --- あいかわらず、面白いです。でも、ちょっとパワーダウンしてきたような気がしますね。 今回は楽天ブログで、これを扱っている人がいつもより多かったですね。この番組が好きな私としてはうれしいです。 次回は、片想い幼馴染編だそうです。せつなさ満載の話を期待します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.01.08 21:27:18
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