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テーマ:ブラジル生活(499)
カテゴリ:サンパウロの生活
子供達のボーイスカウトで場所を提供してくれているお寺のビンゴが昨日行われました。
以前も書きましたが、ブラジルの宗教団体は運営資金集めのため、よくビンゴなどをするのです。 経費や景品は 地元の商店などにお願いして寄付してもらい、労力は信者さんや我々ボーイスカウトの父兄達が補うといった感じで、元手は全然かからず、ビンゴシートを売れば売った分だけガッツリそのまま儲かる、おいしく手っ取り早い資金調達法なのです。 私は頭が固いからかもしれないんだけど・・・・どうも納得いかんのですよねー。 ビンゴってギャンブルではないですか? そういうのを宗教団体がしてもいいのかな? その時点で、もう宗教の純粋さが全否定されてしまうようで。 お坊さんとかいい人なんだけど・・・・うーん、みたいな。 実際来ている人も、お金持ちの人もいるけど、大抵は質素な感じの人ばかり。そんな人がじゃんじゃんビンゴシートを購入している姿は ただただ驚くばかり。狂気です。 そんなことしてるから、お金なくなるんだよ・・・とか考えてしまいます。 だいたい、各ビンゴで遣う金を3回ぐらいためたら、当たる景品レベルのものは簡単に買えちゃう。 そして、数字を読み上げるのは 地元の日系人の政治家。(汗) その政治家の煽りかたも、それに応えるお客さんたちもなんだか異様なオーラに包まれていて、私はその渦中にいて引いてしまうのです。 政治家「電気がま、いる人~~!」 客「僕、僕~~!」 「我が家のはもう15年も使ってるの~! 新しいのが必要なのよ~!」 こんな司会と客の掛け合いが、ビンゴの各回ごとに交わされます。 さらに、ビンゴの合い間には 資金や景品を提供した商店や政治家の宣伝タイムが儲けられます。 政治家も自分のネーム入りのボールペンや雑誌などを配って、いやーな感じ。 選挙の候補者もかなり来ていました。 そんな利用されているような納得行かないビンゴですが、一応私達はボーイスカウトの親なので、手伝いは義務で、会場でビンゴシートを売らされました。 自分達も買う羽目になり、4組購入したのですが、なんと、景品が当たってしまったのです!! シーツとダブルベットカバーのセット・・・・・ いや~~~な感じ・・・・・・・・ 嫌な予感がしました。 そう、私のベッドルームのベッドカバー、まだ購入していなかったのです。 でも、だいたい欲しい賞品はすでに目安はつけていて、寒くなってから買おうかなと思っていたのです。 その購入予定のベッドカバーに合わせて、壁に貼るシール(今流行ってますよね?)とかも考えてたんですけど…。 実際にもらったものを見ると・・・・ うっ、 キョーレツにださださ~~~! 無意味な変な柄が入っている、安っぽいシロモノでした。 どうせ、商店が寄付するものなんて、在庫に残っている要らない物を提供するというのが常でしょう。 その場に居合わせたのが私一人なら、何とか手は打てたのですが(人にあげるとかね)<なんと、だんながおったんですね・・・・がっびーん!! そう、 けちな旦那・・・・・ 安ければ安いほど、 タダならなおさら喜ぶという、 超びんぼくさいだんなが~~・・・・ 案の定、 「そういえば、部屋のベッドカバーがなかったね。 ちょうどよかったね!」 と、嬉しそうな満面の笑顔を浮かべているのでした・・・・ ビンゴで当たってがっかり・・・・ こんな人は会場の中で 私ただ一人だったかもです。 私のイメージしていたお部屋が 今回当たったベッドカバーの無情な柄でぶち壊されそうな予感です・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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