アルトマン先生
先生といっても見たことも話したこともないんですが、ティンパニ奏者の方です。ウィーンフィルの方だそうで、何ヶ月か前に公開授業のようなものがあったそうです。いきたかった。。。使っているマレットはフランネル、フェルト、圧縮で、同じトレモロでも作曲家や作品によってその音楽にふさわしい表現のためにさまざまな工夫が必要だと。音楽的なアイディアの実現のためにこそテクニックがある。そしてそのアイディアをお客さんの耳に届けなくてはならない。それもまたテクニックです。例えば「P」のダイナミクスを出す時、自分の手許ではなく、25列目のお客さんにピアノで聞こえるようにという指示や、アウフタクトを左手、1拍目を右手で叩くようにしてフレーズを意識すること。いろんなためになることがあったそうです。弟子入りしてみたい!