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万博に行きたくても暑すぎて子供を連れていくのはちょっとためらう。 ところが先々週の土曜日は青空と夏の雲がきれいなとってもいいお天気だった。 そして、朝から少し涼しくて爽やか。 日中の日差しはまだきつかったので、夕方から家族みんなで万博に行ってきた。 日が暮れてくると涼しくなって気持ちいい。 最初はマレーシア館に入った。日中来るとすごく並んでいるのに15分くらいで入れた。 中はそれほどインパクトはなく、中国人、インド人、マレー人の民族衣装との写真。熱帯植物のディスプレーと、ビーチの写真。一般的なお部屋の展示、芸術作品の展示。ココアの試飲もあったけど、紙コップの味が強すぎてよくわからなかった。 次はニュージーランド。列がスカスカで長い柵の中をみんな早足で進んでいく。あっという間に入れた。 アボリジニの民芸品らしい木彫りの門をくぐると長いスロープを上りながらニュージーランドの生活や人々の映像展示物が見られる。ディスプレーがとても素敵だった。屋上の斜面は大きなお庭になっていてニュージーランドの植物や作物が植えてあった。 外に出てからキィウィのスムージーを食べてみた。フレッシュのキィウィを使ってないのかちょっと抹茶っぽい味がした。 インドネシアのフードコートでナシゴレンとサティを食べ、インドネシア館へ。 ここも列はスカスカなのに一応柵をぐるぐると回らなくてはいけない。私とベビーカーの三女は優先口を通って入り、みんなが来るまで入口のステージの演奏を聴いていた。 豊富な展示物のある長いスロープを上まで登り映像の部屋で一休み。小さな男の子が獅子舞を踊るドキュメンタリーで長女は真剣に見ていた。 インドネシア館は2回目だけど、豊富な展示物や写真、そして何より解放感のある建物がとても気に入っている。 オーストラリア館はいつも長い列が出来ているので入ろうと思ったことはなかったが、夜になると列はかなり短くなっていた。それでも20~30分は柵の中をぐるぐると並ばなくてはいけないのだが、日中に比べると暑くはないし、とっても楽だった。 風刺画の漫画のようなオブジェで歴史の展示がしてあったり、中国との比較展示があったり、なかなか楽しめる。最後は何百人も入る大きなシアターで真ん中の回るスクリーンや中心に次々現われる立体とのコラボでショー感覚のメッセージストーリーだった。 オーストラリア館ではもちろんフードコートでオーストラリアらしいものを何か口にしたくなった。オーストラリアと言えば私の中では「パブロヴァ」。でもそれらしいものは見当たらない。でもデザートのところに「Lamington」の文字を見つけた。前にオーストラリア人の友達から教えてもらって一度だけ作ったことのあるココナツのかかったチョコレートケーキ。あの時は丸かったけど、ここのは長方形。自分が作ったのと同じ味なのか確かめたくて買ってみた。しっとりしていて。周りのチョコレートは自分が作ったのより厚めにコーティングされてる。おいしい。うちにまだレシピがあったはず。今度またぜひ作ってみよう。 最後は、いつも人気で入れないフランス館やイギリス館に入りたかったのだが、9時半で列は止められていた。5分早ければ間に合ったのに。ソフトクリームで手間取ってないで早く移動するべきだった。でも、イタリア館はまだ開いていたので素早く列に並んだ。15分くらいで入れた。中は車、椅子、バイク、靴、洋服が展示されていていかにもイタリアらしい。絵画や建築物のミニチュア、バッグの職人の実演など盛りだくさん。三階までの壁面いっぱいにディスプレイされたオーケストラの椅子と楽器は落ちてきそうだけど、自分が上から眺めている感覚になる。透明な棚にディスプレイされた色々な種類のパスタもおしゃれだった。いつも7時半に寝る次女が寝てしまって私と次女だけ一階で待機。2階と3階が見られなかったのは残念だった。 10時半になるとどこのレストランもパビリオンも閉まってしまう。12時まで開いていると聞いたことがあったけど、それは門とトイレだけのよう。 お昼寝してまだまだ元気な三女を歩かせ、いつも早寝の次女はベビーカーで運んだ。頭がはみ出して窮屈そうだったけど、ベビーカーがあってよかった。 帰る時いつもはタクシーの方が列を作って待っているのに、夜はタクシーを待つ人の方がすごい列。でもタクシーが次とやってきて並ぶ時間はそんなに長くはなかった。 並んでいるとき中国人の小学生くらいの男の子が三女にEXPOのマスコット海宝のキーホルダーをくれた。わたしは三女を抱っこしていたのでお礼を言うことしかできなかったけど、この国の人たちは小さな子供に本当に優しい。この日、一番感動したのはこの男の子の優しさかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年08月16日 17時43分53秒
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