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午前中はジョナさんの日本語教室。昨日の電話で静岡にいるときに地震にあって、東海道線が止まっちゃって、一晩train hotelに泊まったというのは聞いていた。でも、「フィリピンから遊びに来ている実のお母さんをびょういんに連れて行ったときに」と電話では聞こえていて、お母さん、持病があるのかなあと心配になって、今日、もう一度話を聞いてみた。
びょういんはbureauだったのね。日本語英語チャンポンでしゃべってるからこういうことも起きるのさ。 地震が起きたときちょうど、お母さんの滞在許可の書類を窓口で出していたときだったそう。お母さんは地震に遭うのが初めてでとてもこわがっていたそう。二人は手を握りあって、過ごしたそうだ。 ジョナさん、ここからがすごい。 「人の生死は神の御心のまま。今日死ぬとしても、今私はお母さんと一緒にいる。それはとても幸せなこと。そして今回は神は私たちを生き残らせてくれた。だから、ショッピングして、写真をいっぱいとって静岡で遊んできた。 でも、駅に行ったら電車が動いていなかった。切符を買って電車に乗ったけど、人がいっぱいで一時間ぐらい立ったまま待っていた。このまま立ち続けていると大変だなと思っていたら、待つのをあきらめた人が席を立ったので座れた。ラッキー。 でも、電車は全然動かない。新幹線に乗り換えることができると放送が入ったけど、自宅に連絡したら停電しているということだったし、主人は仕事で疲れているから車で迎えに来てもらうのも危険だし、電車が動くまで待つことにした。 靴を履いたままで足が疲れてきたから靴を脱いで、楽な格好をして、お母さんにジョークを言って笑わせたりしてたら、同じ車両に乗っていた人たちがみんな靴を脱いで楽な格好をし始めたよ。 朝になっても、電車が動かないのでお金がかかるけど新幹線に乗り換えて帰ることにした。でも、乗り換えたら、神奈川県で地震があったからまたしばらく止まることになっちゃった。でも、お母さん初めて新幹線に乗れてよかった。」 それで、土曜の朝10時頃電話したら「今帰ってきたところ~♪」って言ってたのか。 いやあ、それにしてもジョナさん、ポジティブだわ。いっぱい元気もらっちゃったよ。 お昼からはジョアンさん。ジョアンさんは埋め立て地に住んでいるので、避難したかなと聞いてみたら普通に過ごしていたとか。東側の埋め立て地だけど、停電しなかったので普通にしていたそう。地震が起きたとき、ちょうど上の息子さんがお漏らしをしちゃってズボンを取り替えていたんだそう。で、ズボンをはかずに外に出て行っちゃってそれを追いかけてたんだって。 今回は避難にならなかったけど、旦那さんが仕事で留守の間に東海地震警報が出ることがあるかもしれないから避難するところを家族の中で決めておこうとか、持病の薬も忘れずに持っていこうとか、そんな話をした。FILSには各国語の地震の備えのパンフレットがあるので、タガログ語のパンフレットを見たりもした。 そのレッスン中にテレビ(FILSにはテレビが置いてあって、今日はずっとつけっぱなしだった)で、輪番停電の話が入ってきた。FILSのホワイトボードに「富士市の電気は福島から送られてきます。節電しましょう」と各国語で書いてあった。それでその説明をしていたら、FILSの職員さんがやって来て「タガログ語で節電しましょうって書いて~」と頼んできた。そういえば、英語はあるけど、タガログ語はなかった。ジョアンさん、タガログ語で書き足してくれた。 市の公報で、そとのスピーカーで大切なお知らせが流れることがあるから気をつけて聞いてねと話して、今日のレッスンを終わった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月13日 20時23分01秒
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