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私は静岡市在住の者です。
静岡市には焼却場施設が二箇所あり(西ヶ谷・沼上)、一昨日の夜に(西ヶ谷)で地域住民に向けた説明会が行われるという情報を耳にしたので、参加したいと思い足を運びました。 今まで、静岡市では「市長と住民が対話をする」という場が設けられていなかった為、情報を聞いた静岡市在住の反対や不安に思っている30~40名が夜19時に詰め掛けました。 今回の場も、市に問い合わせた時や、地元住民から聞いた話でも『地元住民に向けた説明会ではあるが、誰でも参加可能』とのことでしたが、実際に出向くと『町内会の話し合いなので、地元住民以外の人は入れることは出来ない』と門前払いを受けました。 私たちは「町内の話し合いが終わるのを待っている。市役所の方が説明をする瓦礫の話しの時だけ、私たちからも地元の方とお話をしたいし、伝えたい事があるので、一人だけでも中に入れて頂けないでしょうか。」とお願いしましたが、受け入れてもらえませんでした。 隣町に住むお母さんは「煙がこちらに来るのが見えます。子どもの命がかかっています。どうか話しを聞いてください」と泣いて訴え、「静岡市で焼却を行うのに何故、静岡市民なのに傍聴さえできないのか」と叫ぶ人の声が飛び交いました。 その後公民館から自治会長が出てきて『貴方たちを入れる事はできない』と怒鳴り奥に消えていきました。 残された私たちで、市の方を問い詰めると【近々、市長の記者会見があり、18日から瓦礫を受け入れ本焼却を始める】ということをポロッと口にし、その時説明会ではなく決定事項を報告しにきたのだと分かりました。 開始から30分程で話し合いは終わり地元の人、数名が出てきました。 出てきた人に話を聞いて欲しいと訴え「実際に静岡が受け入れいる予定の瓦礫を焼却した一関では、有害物質の六価クロムは五倍出たと伝えたら『俺は別に構わない』『貴方の言うそれは何マイクロなんですか?』と言われました。 このレベルの人達だけで話しをし、聞いて納得していたと思うと絶望しました。 会長は『今日は話す気はない』と言い帰っていきました。 その後、私たちが市役所の方に向かって思いを訴えました。 ・市長と市民の対話がないまま本焼却が強制的に始まろうとしている。現にこれだけの反対や不安に思っている人が集まっているのだから、以前に静岡市が行った説明会という名目の一方的な講演会ではなく、しっかり話せる場を設けて欲しい。 ・情報をHPや新聞だけだと見れる人が限られてしまうので、広報等あらゆる手段でしっかりと静岡市民に周知するべきだ。 しかし市役所の方に誠意は一切見られず、本当に市長の代理できたのかと疑いたくなるような態度でした。 その結果『市長の代理で来たので自分に決定権は一切ない。話し合いの場を設けることや他の町村での説明会を開くという約束はできない。その話はしっかりと上にあげます。』ということでした。 静岡市では地元の住民以外の対話は一切ないまま、市長が説明をすることなく本焼却が強制的に行われようとしています。 そしてそれ以前に【誠意も見られず不信感しか与えられなかった市長や市の対応そのものに問題がある】と考えます。 静岡県内では静岡市・島田市・浜松市・裾野市の4市で18日から本焼却が始まろうとしています。 今、静岡市で実際に起こっているリアルな声を全国の皆様に聞いて頂きたく記載させていただきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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