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昨日で東京都現代美術館で開催されている
「木を植えた男」で知られているフレデリック・バック展に行って来た。 現美は交通の便が少し悪いので、行くのに自分を鼓舞しなければならない。 錦糸町~現代美術館前のバスの便が少な過ぎるのだ。 (1本逃すと30分待ちを覚悟しないといけないから) いざ行くぞと自分の背中を押す感じで出かけてみた。 小さい作品だが作品数が半端なくアニメーションを含め 見終わるまで3時間はかかった。 (展覧会にはウォーキングシューズが必須アイテムとひしと感じてしまった) エアコンの効いた広い空間で 静かに絵を見るのは心地よい 目に見える物を丁寧にまじめな態度で見つめ 描いて行く姿勢に胸を打たれ 独特の世界に引きずり込まれ 足は疲れたが 贅沢な時間を過ごす事が出来た。 昔子供が小さい頃 「クラック!」という絵本を買って以来この作家にファンになった。 赤い揺り椅子と共に家族の生活が描かれ 揺り椅子と共に時代の移り変わりまで描かれた 優れた絵本で、子供用と言うより寧ろ大人の絵本だった。 絵を描きながら旅をした彼と共に 自分も旅をさせてもらった気がして とても遠い世界へ出かけた気分になった展覧会でした 自然の豊かさの大切さを肩を張らずに そっと目の前に差し出されたような 優しさと豊かさとまじめさを感じました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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