完ミ宣言
この度、完全ミルク宣言(母乳ではなくミルクだけで育てること)をします。出産前は当然普通に出来るようになるだろうと思っていた母乳育児。でも、私にはとても困難なことでした。いおは生まれた時からおっぱいへの吸い付きが悪く、入院中も直接飲んでくれた事は2,3回くらいしか無かったと思います。退院後も吸い辛さを改善しようと乳頭保護器をつけて授乳してみたり、桶谷式の母乳マッサージを受けたりしましたが、結局唇に触れるだけで泣いてしまい、吸い付けないまま。助産師さんにも「これは大変ねぇ」と言われていました。おっぱいに触れるとエビ反りになってギャンギャン泣くいお。すごい力でのけ反るので引き寄せるだけでも一苦労でした。でも、哺乳瓶を口にすると喉を鳴らして一気飲み。「何で?」と私も何度も何度も、泣きました。今の世間の風潮は母乳育児推奨で、どんな本を読んでも、小児科に行ってもとにかく母乳をあげましょうってことしか言いません。あげたくてもあげられない自分が本当に情けなく、母親失格のように思ってしまう日々でした。そんな時、私がよく訪れるネットの掲示板で同じような悩みを相談している人が居てその人への回答に「ミルクをあげるということも大変なものです。夜眠くても起きてミルクを適量に作ってあげて片付けてということを毎日行うのですからこれは愛情がなければ出来ないことです。ミルクだからと悲観せず、自信を持って育児して下さい」とありました。それを見ていおも私も泣かずにすむならミルクでもいいじゃないかと思い完全ミルクにする事を決断しました。ずっと、母乳をあげてるCMを見たり、雑誌などの母乳育児の特集を見ると悔しくて、悲しくて本当に辛かったです。私ももともと母乳の出が悪く、今はもうほとんど出ません。とにかく、笑顔で育児をするためには、自分もストレスを貯めないことが一番なのかな、と言い聞かせてます。ミルクのメリット・卒乳が楽・誰にでも預けることが出来る・ミルクをあげる人がそれぞれ気軽にお世話に参加出来て赤ちゃんへの愛情が深まる・飲んでる量が明確にわかる・腹持ちがいいから夜まとめて寝る・人前でも遠慮なく授乳できるという事を考えて、母乳をあげられないから母親失格ではないんだと自信を持って育児をしていきたいと思います。今しかあげられない母乳を諦めるのも辛いけど、いおと私が幸せになるために選んだ道だと思います。この笑顔が見たいから。今まで協力&相談に乗ってくれた皆さん、本当にありがとうね