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カテゴリ:子ども・おうち・自然
かなり時期外れになりましたが、「野鳥だより・ふくおか」掲載記事を
それぞれの写真や、日記へのリンクと共に掲載します。 年明けから約1ヶ月半は、地元海岸で海鳥ラッシュ。 ウミアイサを筆頭に、カイツブリ類、カモメ類、ウ類、オオハム類など 多数の海鳥が間近で見られ、多くのバードウォッチヤーで賑わいました。 珍しい顔ぶれを中心に、日記風に振り返ってみます。 1月03日 ウミスズメ今季初認。 豆粒大ながら証拠写真も撮れ、新年早々幸先の良いスタート。 日記:ちょっと嬉しい鳥 1月11日 H氏がミツユビカモメ幼鳥を発見! ずっと遠方を飛び回ってばかりいたが 白い翼上面に黒いM字模様は独特で、姿を追いやすい。 日記:試練の誕生日 1月23日 ミツユビカモメ幼鳥が再出現し、嘴がほぼ真っ黒な個体を間近で観察。 日記:まずは前回のリベンジ また幸運にも、ウミスズメ2羽に接近遭遇したが モグラたたきの様に、出てはすぐ潜る2羽に撹乱されっぱなし。 日記:こちらもチャンス再到来 1月30日 2羽目のミツユビカモメ幼鳥確認。こちらは嘴がかなり黄色くなっている。 この2羽は2月中旬までほぼ連日見られた。 外洋性の同種が、県内の海岸でこれだけ楽しめる機会も珍しいのでは? 日記:2羽、そして... 1月31日 「そっちにカンムリウミスズメが浮いてる!」と 離れた場所にいたH氏より連絡。 ここからでも十分遠いのに、Hさん一体どんな目をしてるんですか?(笑) 待望の一種は観察中にどんどん増えて、ピーク時は一帯に30羽以上がちらばっていた。 残念ながらこの日のみの確認。 またこの日のみ、ミツユビカモメ幼鳥3羽を確認。 日記:待望の一種 2月11日 シロエリオオハム1羽がスロープに上陸。 日記:雨の祝日 この日から約一週間は、3~5羽のオオハム類が 連日ぞろぞろ上陸して一躍人気者に。 ウミアイサが一緒に上がってくるケースも。 海鳥の数はこの頃をピークに減りはじめた。 日記:居心地よかった? 2月13日 防波堤の大型カモメ群れに、頭が真っ白で風切がグレーの固体を発見。 ワシカモメの奇麗な成鳥夏羽個体! 県内では非常に珍しく、特に成鳥の明確な記録はほとんど無いとのこと。 日記:「海鳥な冬」の締めくくり? 2月14日 オレンジ色の大きな嘴に、顔には白い二本線。 海上に浮かぶ、まさかのウトウの姿に驚愕! 既に生殖羽のようで、嘴基部の白色突起が確認できた。 Y氏ら数名が来られた頃には、すごいスピードの潜水を始めていた。 双眼鏡で追うのすら難しく、まさしく水中を飛んでいる感じ。 また前日に続きワシカモメも確認したが ミツユビカモメ幼鳥は自身ではこの日が終認。 続・「海鳥な冬」の締めくくり? 2月19日 出勤前に、防波堤に座り込んだミツユビカモメ成鳥2羽を発見。 うち1羽は、重度の油汚染が見られた。 幼鳥と入れ替わるように出現したこの成鳥2羽で この冬に5個体が確認できたことになる。 2月20日 ミツユビカモメ成鳥、油汚染がひどい一羽のみ見られたが 全般に海鳥の数が激減。 日記:複雑な心境 これ以降は、おなじみの鳥がぼちぼち見られる 普段の静かな海に戻りました。 例年とは明らかに様子が違う「海鳥な冬」は ライファー4種など貴重な経験になりました。 さて、来年はどんな冬になるのでしょう?? (JUNE) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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