21世紀は中国の時代か?和田会長の続き
ヤオハンは九州ではあまり馴染みがないので知られていませんが、中国に進出していたことは雑誌やニュースで話題となっていました。特に北九州市は三セク事業の核テナントにヤオハンを決定していた矢先に破綻され、テナント探しが振り出しに戻ったことでよく知られています。ヤオハンがなぜ中国なのか?と以前は思っていましたが、約3年前に上海に商業施設の視察旅行に行きました。これは私が所属しているマーケティンググループが計画したものでツワーは北京出身の張さんがすべて企画・担当していました。現在はマーケティンググループの中国担当で北京にいます。上海には世界の流通が全て進出しており、当時日本進出が噂されていたフランスのカルフールも一早く進出していました。我々が視察した中でもカルフールは粋な感じのする商業施設だったと記憶しています。残念ながら日本の店舗はまだ見ていませんのでコメントできませんが。その他ドイツ、アメリカ、韓国などの商業施設がどこも大規模で出展していたのには大変驚きました。正直、全く予想していませんでした。アメリカにウオールマートを視察しに行くよりも、世界の流通が集まってる上海に行った方が実に効率的で安上がりなツアーが組めるのです。18年前に北京に行ったときにはそんなものはありませんでした。ここ何年かで中国はドンドン拡大しているようです。その進展を和田会長は予測していたのでしょうか?今の勢いを見る限り、21世紀は中国が時代の主導権を握っていくことは誰もが想像することでしょう。ただ、商売の上で中国ビジネスを成功させるには、並大抵のことではできないことも想像されます。日本人のような目先のビジネス感ではとても計りきれない世界でしょう。まずは人間関係から・・・感謝