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カテゴリ:病気と家族
病気になってから、夫も子供もとても私に気を使ってくれています。
夏休み明けてからはほとんど、毎朝子供のお弁当を夫が作ってくれています。 「弁当とはいっても冷凍食品をつめるだけだよ」と言ってくれていますが。 自分が元気だったときは、私だって同じように仕事してるのに、なんで自分だけこんなに大変なのよ!と、不公平感をいつももっていました。 せっかくのお休みだって、私はたまった掃除に洗濯に、買い物に。 夫はソファーで寝転んで新聞見ながらサッカー観戦。 10年くらい前、一度家出をしようかと思ったことがありました。 子育ても大変だったし、あまりの不公平に対して本当に頭にきて、それに義母に対しての不満もたくさんあって、「出て行ってやる!」って。 だけど子供たちをどうしよう、連れて行くかな、そうしたら彼らの着替えも、勉強道具もぜーんぶ持ってくのか・・・などと些末なことを考え始めたらばかばかしくなって。 ビールガバガバ飲んでぐっすり眠ったら諦めがつきました。 初めて夫に病気のことを話したときは、本当にショックだったらしく、言葉も出ませんでした。 私の方が冷静に淡々としていましたね。 夫はもともと、家事ができない人ではないので、いざとなると何でもこなしてくれます。 料理なんかは、私よりも丁寧で、おいしかったり。 (ふだんからやってくれたらいいのに・・・) それと、以前よりも夫との会話の時間が長くなりました。 病気のこと、子供のこと、親のこと、仕事のこと・・・ 以前よりも素直に話ができて、素直に感謝できているなあ、と思っています。 私は不覚にもがん保険に入っていませんでした。幸い医療保険に入っていたのと、会社の健保が高額医療についてもかなり救済してくれるので助かっていますが。 治療や検査、それに今回はウィッグなど他にもいろいろと付随してお金はかさみます。 いつか保険を見直そう、と思いながら延ばし延ばしにしていたことに今さら後悔・・・ これを機会に、夫とふたりの子供のがん保険を申し込みました。 子供たちはまだ保険料が安いし、大した遺産は残せなくても、保険は残してあげられると思って。 病気になったからこそ考えるようになったこと、感じるようになったことがたくさんあります。 このことをこれからも大切にしたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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