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カテゴリ:ピンクリボン運動
今日、年に2回のわが部の発表会がありました。
発表会のことはさておき・・・ 参加してくださった広報部門の女性の胸元にピンクリボンバッジがついていました。 私はそれを見た瞬間、思わず目をそらしてしまった。 わが社もピンクリボン活動を行っていて、私も乳がんが見つかる2ヶ月ほど前に、社内の啓発ビデオをみたばかりでした。その時は、「こういう活動は大事だなあ・・・」なんて他人事のようにのん気に考えていました。 10月はピンクリボン強化月間なのか、テレビでも乳がんの特集をやったり、ニュースでも東京タワーがピンクになったとか、いろいろ目に入ってきます。 その活動の一環で彼女はバッジをつけていたのだと思います。 だけど何でバッジを見た瞬間に私は目をそらしてしまったのだろう・・・? 正直に書いてしまうと、見た瞬間、ピンクリボンバッジが嫌だった。 ・今まさに自分が乳がんの闘病中だから ・仕事中に病気のことを思い出させられたから ・他人事のようにのん気に考えたいた頃の自分の気持ちがよみがえったから ・イイコトやっている雰囲気に腹が立ったから ・私のこの気持ちがわかるか!ととっさに腹がたったから ←これが一番の本音かな。バカみたい。 先日、山田邦子さんが聖路加国際病院でコンサートを開いたというニュースをNHKで見て、私はとても共感して、涙しました。それは彼女が乳がんを乗り越えた人で、再発を気にしながらも前向きに生きている人だからです。 私みたいな経験者が社内のピンクリボン活動に参加すれば、啓発効果もあるだろうし、共感もしてもらえると思う。だけど、無理なような気がする。少なくとも今は全然ダメ。 ピンクリボンバッジに対してこんなに嫌悪感を感じてしまうなんて、実はすごく意外でショック。 私も乗り越えたら山田邦子さんのように前向きに活動ができたりするのだろうか。 自分の中の妙な一面をのぞいたようで、ショックな一日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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