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カテゴリ:病気と仕事・仲間
人事部に傷病休暇のことを相談に行ってきました。
人事規程では、治療・療養・検査のために「連続8日以上」の休業を要するときに傷病休暇を使えます。 私の場合は、8クールの抗がん剤治療で、1回あたり半日の点滴治療、副作用による症状で3~4日は休まなくてはならない、ということで「不連続の休業」になっていまいます。 私としては周囲に迷惑をかけないためにも連続8日の休業ではなく調子が悪い数日間のみを休みたいのだという事情を説明しました。 しかし、やはり例外なんですね。 相談の上、診断書にきちんとその旨(1回の治療あたり3~5日の自宅療養が必要である)ときちんと記載されていれば検討対象になる可能性があるとのこと。 ちょっとほっとしました。 タキソテールの治療は、1回目は診察・点滴を含めて4日の休みを取りました。2回目は3日でした。 この先、あと6回の抗がん剤を受けるわけで、途中の検査も入れると最低20日は休みが必要です。 有給休暇もギリギリ。 勤続22年で、今まで一度も傷病休暇は取ったことがないのです。 (ちなみに2人の子供を出産しましたが、当時は育児休業もなく、産休明けに復帰でした・・・!) 今回の一大事で使えないなんて、そんな理不尽な・・・! 前向きに検討してくださるそうで、少し期待しています。 その人事担当の方が、「最近多いんですよ、乳がんの女性社員の方。失礼ながら、あなたが乳がんだと聞いても驚かなかったんですよ。」と言われました。 恐るべし、20人に一人の乳がん。身近にも増えているということは感じていましたが、社内でもそうでした。 先日、がんの5年後生存率の病院別データが新聞に出ていました。 ああやって一覧でみると、乳がんは他のがんに比べて値がとても高い。 インフルエンザに罹ったのと似たような感覚になっていやしないか、と少し危惧しています。 生存率が高いのは、治療が飛躍的に進歩したからで、そのことは本当にありがたく、今の時代だからそれを受けられるのだ、とつくづく思います。だけど「乳がんは全身病で、その治療を受け、長期にわたり心身ともに耐えなければならない」という認識が一般的には抜けてしまっているような気がするのです。 (そういう私も3ヶ月前まではそうでした・・・) 昨日のピンクリボンの話にもかかわりますが、早期発見できれば決して怖い病気ではないという反面、そういうことをもっともっと広く知ってもらいたいなあ、と思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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