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カテゴリ:手術まで
今日、執刀医の診察を受けてきました。
先生は、写真で見たよりも明るくて快活な先生でした。話しやすくてよかった…。 MRIと超音波検査の結果、しこり(腫瘤)の部分はかなり小さくなっているけれども浸潤癌の広がりはあまり縮小していないとのこと。 (つまり、手術で除去する大きさは化学療法前とさほど変わらないということ) これはちょっとショック… ただ、確実に私の癌には抗がん剤が効いているので、乳房だけでなく全身を考えればかなり効果があったということらしいです。 手術はやはり温存を提案されました。 除去する大きさは思ったよりも大きい(私は数ミリに小さくなってると思っていた)のですが、位置が比較的よいとのこと。 というのはがんの位置が乳房の下の方だと形が変わりやすいのだそうです。 私のは左乳房外側の上のほうなので、比較的形が変わりにくい場所、とのことでした。 それから、温存の場合、病理検査の結果(手術2週間後にでます)によって20人に1人の割合で再手術が必要なケースが出るとのこと。(確か山田邦子さんがそうでした。) それは承知しておくこと。 そして、私が一番悩んでいる「全摘でなくてもよいのか」。 私のがんのグレードは3、HER2も陽性(スコア3)、いわゆる顔つきが悪いがんなのですが、それが再発率に影響はないのか、聞いてみました。 過去は確かに予後がよくなかったけれど、今は分子標的薬(ハーセプチンなど)が使えるのでそれ以降の確かなデータはないが、確実によくなっている。 (これは化学療法時の主治医と同じ意見) 全摘で2~3%の再発率、温存+放射線治療の場合は5~6%(⇒これは私のステージの場合なのか、後で気づいて、聞けばよかったと後悔。) この差を「2倍」と見るのか「3ポイント差」と見るのか… 基本は温存手術で計画を組むが、悩んでいるのであれば、手術前日までに決めてくれればいい、変更は可能だよ、と先生は言ってくださいました。 また、温存であれば放射線治療はおそらく(再手術がなければ)4月下旬から始まりそうです。 診療時間は5時までとのことなので、仕事が終わってから、というわけにはいかないようです。 あー、また迷惑かけることになるかなあ…と思っていたら、現在2台ある器械のうち1台が稼動しなくなっているらしく、6月頃まで診療時間を7時頃まで延ばしているのだそうです。(ラッキー♪) 診察が終わって、何だかちょっと消化不良な感じなんです。 ちゃんと聞きたいことを聞いいたつもりなんだけれど。 何だろう… つまるところ、「不安」なんだろうなあ…。 化学療法の主治医に「手術前にもう診察はいい?」って聞かれて、とっさに診てくださいって答えたので3月3日に話す機会があります。 もう一回頭を整理して、最後の確認をしてみよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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