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カテゴリ:術後~放射線治療
おかげさまで、最後の放射線治療、終了しました。
今日は最終日ということで診察がありました。 胸にチクチク感はあるものの、痒みとか痛みとかひどい症状がほとんどありません。 逆にいうと、本当に放射線の効果があるの?とちょっと不安にも思って。 診察が終わった後、先生に聞いてみました。 そもそも2グレイ×25回と聞いていたのが2.66グレイ×16回という治療になって、 総照射量が少ないのだけれど効果に影響はないのか…と。 先生の説明は、「小さなパンチを数多くすることよりもやや大きなパンチを加えた方が効果がありそうだということだ」と例えて説明してくださいました。 乳がんの放射線治療がこれから変わるかもしれない、と。 「だけど先生がおっしゃっていたほど痒みもないし、これってもしかして効果がないのでは、と心配だったんです。」とたずねると 「う~ん、でも十分に焼けていますよ。」という回答。 魚じゃないんだからさ、焼けてるって…と思いましたが、納得しました。 そして、最後の治療。 何だか感慨深い。 天井のウルトラマンを見つめて「最後ね」と。 原発乳がん600例の実績があり、温存が7割のこの病院、単純計算しても最大1年に420人の乳がん患者がここに横たわってウルトラマンを見つめるのか… というか、ウルトラマンが見ているのか… 今日はウルトラマンが神々しく見えました。 いつも治療室には音楽が流れていて、同じ曲がかかっていることがないな、と思っていました。 今日はピアノ曲が流れていて、何だか聞いたことがあるなあ…と。 そうだ、冬のソナタのバックミュージックだ!なつかしい… そしたら、ヨン様の横顔とウルトラマンが重なって見えて。 思わず微笑み見ました。 ウルトラマン、ありがとう。 だけど、もう会えないよ~ 会いたくないよ~ とサヨナラを伝えてきました。 放射線腫瘍科の扉を開けた時、不覚にも涙がでてしまいました。 終わった、うれしい、よくぞがんばった、これからもがんばるぞ…!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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