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カテゴリ:病気と仕事・仲間
以前の日記に書いた、同じ乳がんの従妹に会ってきました。
私より3つ年上、同じ故郷で、子供の頃はよく一緒に遊んだものです。 会うのは何十年ぶりだろ… でも、駅の改札で、すぐに彼女ってわかりました。 彼女は私をみて、「おばちゃんかと思った!」⇒私が母とそっくりだから。 昼食を一緒に食べながら2時間、おしゃべりしてきました。 彼女のがんのタイプと私のタイプはかなり似ていて、治療経緯もおんなじ。 術前化学療法、手術、放射線、ハーセプチン。 だけど、治療費がかなり負担になっているらしい。 がんが見つかる直前に、ずっと続けていたがん保険を解約してしまったって! それがあれば一時金で300万円あったのに… そして家業が苦しくて、治療費を出してもらうのも申し訳なく、もう治療を止めてしまおうかと思っている、って。 ハーセプチン、高いんですよね… 「いっそのこと、がんに気づかず、手遅れで死んでしまったほうがよかった」とまで。 ショックでした。 何とか治療は止めずに続けてほしい、と何度もお願いしました。 私は健保の高額医療費還付や、医療保険などでだいぶ費用的には助かったけれど。 世の中には彼女のように、治療を受けたくても受けられないとか、止めてしまおうとか、辛い選択をしなくてはならない人も多いのだと痛感しました。 がんの治療、高すぎですよね… 帰り際、駅の改札でお互いに手を握りながら、ここまで乗り越えたんだから大事にちゃんと生きていこう、と約束しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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