義母のがんに対する固定概念にうんざりの私。
昨日、同居している義母と諍いがありました。義母が赤ちゃんの時からかわいがっていた姪っ子が結婚することになって、「おばちゃんにふたりで挨拶に行きたい」って言ったのに断ったというのです。その理由が私が「乳がんだから」。抗がん剤治療後数日はダウンしているけれど、仕事だって行っているし、なにもそれを理由にしなくても…ととても腹がたったのです。そもそも、今の私の術前療法をまったく理解してくれていないので、顔をあわせるたびに「痛くないのか?」とたずねてくるのです。ガン=壮絶な痛み、と思い込んでいる。何度も説明して、初期の乳がんは痛みがない、手術前にがんを小さくするために抗がん剤治療を受けていて、ダウンしているのはその副作用のせいなんだ…もう何回も何回も説明しているのに理解しようとしてくれないのです。副作用で骨髄がやられるから貧血とか感染に気をつけなくてはいけない、と。返ってきた返事は「私も腰が痛いのは骨髄やられているのかなあ…」もう返す言葉もなく、私はうんざり。77歳の老人のがんに対するイメージは本当に固定化されています。(まあ、固定化されているのはがんのことだけじゃないけどね。価値観とかすべて。)私はこれが今のストレスです。娘が義母に正したら、本当はお婿さんに会うのが面倒だったらしいです。かわいい姪っ子が結婚するのに面倒だ、という感覚も私には理解できない!今まで結婚して22年一緒に住んでいて、これが初めてのことじゃないから慣れてはいるのだけれど、自分が参っているときはちょっとついていけそうにない。なので、しばらく避けることにしました。同じ屋根の下で、どう避けるかって、これが問題ですけどね…