カテゴリ:オセアニア
all songs by The Datsuns
ああこれは、私にしては珍しく発売日からそう経たないうちに入手したんだった。 まぁそこは中古屋ヘヴィユーザーなんで新品価格で買うはずはなく、ディスクユニオンで1400円だったんだけどね! 全員がダットサン姓を名乗る4人組ダットサンズは1996年にニュージーランドで結成。 5年以上の苦行の末、本作でアルバム・デビュー。(なお2、3、7は2001年にシングルで既発) 似非血族のアイデアは間違いなくラモーンズがヒントになってるよね、うん。 2003年初めにいろんな音楽誌で絶賛され、ライブのチケットは即完売、“脅威の新人”とまさにべた褒め状態だったなあ。 ラジオでたまたま耳にする機会があって、あ~ら大絶賛するだけのことはあるじゃないの!と興味沸騰。 フロントのドルフ・デ・ダットサンがタメってことも(あともう1人タメっ子がいるけど誰だっけ)作用して、買いたい気持ちが強まったのでした。 そう、単純な私は年齢一緒ってだけで急に仲間意識が芽生えてしまうのです。 …笑うがいい!指差して「ばかだな~こいつ~」と嘲笑するがいい!(なんとなくやけくそになってみた) あ、あとドルフのぺったんこな黒髪も好き… 少し前に長瀬智也がCMで同じような頭してたっけ。 活きのよい疾走チューンにハイトーン&シャウト気味のボーカルが特徴だけど、とにかく“はじけてる”“元気なだけ”なC級パンクスと明らかに違うのがよく練られたサウンド。 ギター・リフにしてもドラミングにしても、印象的なボーカルに負けることなく鳴ってます。 本人たち、パンクだけでなくハード・ロック/ヘヴィ・メタルの要素もあると公言してますね。 60年代後半の英国ロックの影響も極めて顕著(に聴こえます。私の耳には)、ロックンロールと表現しても間違いじゃないと思います。 モーターヘッド大好きっ子の集まりと言おうかAC/DCをこよなく愛するパンク・バンドと言おうか…。 後味すっきり、かっこよろしいけど心に響くものも持ってます。 小難しさのない、単純で純粋でまっすぐな音楽っていいな。 追記。 ゲストのソニック・ニュースってソニック・ユースのパロディですか? ★公式サイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月21日 17時34分30秒
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