カテゴリ:76年英国
music written and arranged: Blackmore/Dio lyrics: Ronnie James Dio
エルフのメンバーを従えてレインボーを立ち上げたリッチー・ブラックモア。 しかし、1年後に作った2作目ではロニー・ジェームス・ディオ以外を取り替えてしまいました。 実力不足だから首にしたというのが巷で囁かれている切り捨て理由ですが、私はそんなに優秀な耳はもっていないのでそう言われてもあまりピンと来ません。 ま、明らかに音程外しまくってるんならともかくね。 でも1作目のメンツでずっと活動していたら、今ほどの評価は得られていなかったかもしれないなあ。 だってな、コージー・パウエルが入ってヅラックモアとディオっちによる「三頭政治」って言葉が誕生するくらいだし。 音楽性も厚みが増していて、この2作目をレインボーの最高傑作とする向きも多いのですが、皆さんはどう? ちなみに私は78年の「ロング・リヴ・ロックン・ロール」が一番のお気に入りかな! 鍵盤の切り込みが存在感を示し始め、オーケストレーションもいい感じ。 あとさ、5のイントロでのドラミングは滅茶苦茶かっこいいと思いませんか? ホの字ですよホの字! …いやまったく、惜しい人を亡くしたものです。 本作では弾きまくっているブラックモアは、加減というものをよくわきまえているんで鬱陶しい場面は皆無です。 たまに「ちょっとアンタ弾きすぎ」って引いちゃうギタリストがいるよね。自己満足っつーか。 しかしメタル界のサブちゃん(常套句)ことディオさんのくどいけど滅茶苦茶上手くて耳にこびりついてハイパワー洗剤じゃないと洗い流せそうにない熱唱はすんごいです。 気に入る気に入らないは置いといて、ロック好きなら一度は聴いておきたいアルバムだと思うな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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