カテゴリ:70年英国
前回、#29のスナフーにてミッキー・ムーディはジューシー・ルーシー云々と書きました。 じゃあ次はジューシー・ルーシーを出せば流れ的にも…!と思ってたら運良く今回の企画「どんな内容か忘れちゃったよ作品特集」に入ってたんです。 いやらしい2イン1体勢ですが行っちゃいますよ~。 こちらは2作目と3作目をCD1枚に詰め込んだもので、収録時間の都合で削られちゃった曲があるかどうかは知りません。 トータル70分半だからあるかもしれませんね。 別段調べんでもいいわなと思ってるんで、気になる方はご自分で調べてね。 そのかわりと言っちゃあなんですが、メンバーが無駄に豪華です。 このバンド後の移籍先を追ってみても、ポール・ウィリアムス→テンペスト、ロッド・クームス→スティーラーズ・ホイール、ストローブス、ミック・ムーディ→スナフー、ホワイトスネイクですからっ! そんでグレン・ロス・キャンベルは元ミスアンダーストゥッドらしい。ああそうなんですかと思っていたらミスアンダーストゥッドも今回の特集に名前が挙がってました。 またしても次のレビュー候補が決まっちゃったね! とりあえず濃いです。 ポールさんの歌いっぷりが。 絶対にブルース聴きまくってるだろうなあと思える、ダミてて腕っ節強そうな歌声。 とくに2はうわっ何これ濃すぎる!とひっくり返りそうになってたらそれも納得、ウィリー・ディクソンの曲でした。 4は別にアイルランド民謡の“ウィスキー・イン・ザ・ジャー”をやってるわけではなくメンバーの自作。 まったく紛らわしいタイトルつけやがって… カバーはフランク・ザッパとかオールマンズとか。 選曲からも曲調からもアメリカ南部を感じることが多く、彼らも俗に言うブリティッシュ・スワンプなのだろうか。 というかザッパの出身地知らんけど。(ザッパは出してるアルバム多すぎて何から手を出せばいいのか不明ミュージシャンの筆頭です) あら。このあとにグリース・バンドからニール・ハバードが異動してくるのか…。 チャカポコ軽快な打楽器、ゆるい(だれているわけではない)2本のギター、そして黒いボーカル。 要所でブビーと鳴り響くサックスもいい感じね。 全体的にはブルースが流れてますが、縦ノリリズムが結構多いので思った以上に聴きやすいです。 これでシンガーがもう少しポッピーな声質だったら、もうちょいメジャーなとこまで行けたんじゃないのかな。 そう思わずにはいられないわかりやすい旋律が多いのだ。 なおロッドとクリス・マーサーは戯言レビューの方でも正社員として在籍してるバンドあり。 最後に私自身に関する黒い話題を1つ。 中古で1作目(女性が寝っ転がってるジャケ)を買ったところ、音飛びしていたので返品しに行きました。 しかし買った店とは違う店に返品してしまったのです。 つまり本当はD店に行かねばならないところ、間違えてR店に行ってしまったという…。 だけどその後もR店には頻繁に足を運んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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