カテゴリ:その他のヨーロッパ
登録ゼロのカテゴリを無くそう運動、今回は「その他のヨーロッパ」。 女性シンガーを擁するフランスの5人組・サンドローズをチョイスしてみました。 サンドローズはプログレッシブ・ロックの範疇で語られることが多いバンドです。 プログレと一口に言ってもそのサウンドは多岐にわたるんであまりピンと来ないよね?(←私のことですがね!) 言い換えると…オルガン・ロック! アンリさん(メンバーの姓読めないよ)の弾く鍵盤がそこかしこで大活躍してましてね。 オルガンをメインにメロトロンで奥行きを加えている感じです。 プラスおてんば娘っぽい女子ボーカルにインプロかますのが得意そうなエレキギターが絡み、もったいぶってそうで実は絶妙な間合いを取っているリズム隊がボトムを支えています。 気の強そうな女性ボーカル&男性による演奏でオルガン・ロックというとアフィニティなんかが思い浮かびますが、アフィニティほどに強いジャズ色を打ち出してはいないみたい。 シンフォ度が強めでいかにもユーロ・プログレな音。ただし後半部にはフュージョンっぽい感触もあります。 あ、女性シンガー&バックバンドにはならず演奏にも力を注いでいるところは通じるかな。 しかし母国語でない言語ってどうにも違和感があるなあ。 オランダやスウェーデンみたく浸透しまくってる国は別として、フランスって英語話せない人が大多数らしいし。 ここのお嬢さんは結構パンチのある声をしていて、優雅な曲だろうか単純におしとやかには歌ってません。 でも高音部は美麗なソプラノ出してます。 アルバム全体を通して聴けば70点くらい。 だけどね、5だけならば95点以上! “トゥ・テイク・ヒム・アウェイ”は個人的に史上最強泣ける名曲十傑に入るよ。 これ以上に切ないトーンのギターもそうはないんじゃないかな。 私は7分間必死で涙をこらえてます。 嬉しい時も楽しい時も、聴くとあまりの名曲っぷりに泣きたくなってきちゃうんだ。 30秒ちょいの最後の曲は民俗音楽っぽい印象で、ドイツ語のタイトルがついてます。 翻訳かけてみたら“Woman coming you loose with me”と出たよ。 たぶん本作1枚きりしか出してないと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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