テーマ:クラシックロック(754)
カテゴリ:その他の国
all composed by Trevor Rabin
産業ロックと化した80年代イエスに参加していたトレヴァー・ラビンのソロ・デビュー作。 ちょっぴり恥ずかしい邦題から察しがつくように、売り出し方はアイドル路線です。(少なくとも当時の日本では) 確かに男前だしレンジが高めで甘い歌声はアイドル向き。 でもただルックスがいいだけじゃない。 全ての曲を自分で作り、プロデュースをし、ドラム以外の楽器をこなす才人です。 実はドラムもかなりの腕前との噂で、近年は映画音楽界でも活躍しているトレヴァーはイエスに加入していなくてもそれなりのキャリアは築くことになってたんじゃないかな。 まー私なんかはイエスの「90125」を聴いて彼の作曲能力の高さと歌声に惚れ込んでソロにも手を出したんだけど、本作でやっている音楽はまんま「90125」です。 サビのコーラスとか曲調とかが本当によく似ていて、この後イエスに誘われるのも納得。 というか「90125」の音楽的要はトレヴァーその人だったんですね。 マルチプレーヤーの彼ですが、本人は自身をギタリストだと捉えている様子。 ここでも実に気持ち良さそうにのびのび弾いてます。 「キュイ~ン」って響きが爽快で良いのだ。 この後さらに数枚のソロを出した後、知れば知るほど愉快なバンド、イエスに加入し数枚の作品に貢献するのでした。 公式サイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年03月31日 09時17分05秒
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