カテゴリ:70年英国
うわーベタ過ぎる! ナイスからエマーソン・レイク&パーマーって子供だましかよ。 ブライアン・デヴィソンのエヴリ・ウィッチウェイ→非所持! リー・ジャクソンのジャクソン・ハイツ→非所持! デイヴィッド・オリスト参加のロキシー・ミュージック→非所持! ってことで、ELPしか逃げ道がなかったの。 「感電が怖くて絨毯敷いてた」「ピアノごと空中を360度回転」「空手で鍛えすぎたあなたに捧げるあだ名は“筋肉バカ”」「その首周り50センチはありそうな体躯をして何故に素肌にベスト着用!?」 等々、笑えるエピソード満載の3人が以前に在籍していたバンドは、揃いも揃って英国ロック界では登場頻度の高いものばかり。 キース・エマーソンはナイス、グレッグ・レイクはキング・クリムゾン、カール・パーマーはアトミック・ルースター。 みんなそれなりの活動歴がありますが、70年の時点での平均年齢はまだ23歳。 パーマーに至ってはようやく20歳になったところです。 余談だけどこのドラマー、写真によってはものすごく頭悪そうに見えるんだよね… 実は音大出身なんだけど。(ドロップアウトしたかどうかは知りません) 2の終盤で出てくるドラムロール、効いてるな~。 バルトークやヤナーチェクの曲をアレンジするなどクラシックの要素をふんだんに取り込み、またフォークの視点でも語れそうな雰囲気も持っています。 エマーソンが操るピアノは時にパーマーと一緒に暴走し、レイクのバックでは一転たおやかに。 この頃から肩口周りがお肉でパツンパツンしているレイクはつややかな美声です。 とくに中低音部がジェントルで最高! 本国では4位、アメリカでは18位まで上昇し、メロディメーカー紙の最優秀新人賞選出も納得のデビュー作です。 公式サイト 3人のオフィシャルにも飛べます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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