カテゴリ:アメリカ
all lyrics written by Rabbit except ‘Love Is An Animal’ co-written with Cecil Rankin all music produced, performed, arranged, programmed, written and engineered by John Rabbit Bundrick
ポール・コゾフのソロを出したら次はもちろんフリー! なんて当たり前すぎる流れをこの私がチョイスするわけないでしょーが。 オカマバーの経営者呼ばわりしてしまったんで今回の主役はジョン“ラビット”バンドリックです。 でさ、これさ、5年前の8月に隣町福生のブックオフで250円で購入してるんだよね。 英国音楽界では引っ張りだこの名鍵盤奏者ラビットがこんなところに! しかも250円で! と軽く浮かれつつ買ったんだけど、確かにこの色気も何もないジャケは捨て値付けられても仕方がないなあ。 おまけにご本人は立派な胴回りが真夏にはやや厳しい立派な中年オヤジになってるし。 聴いてみてさらに納得。 チープだ… 2人のジェフにギターを弾いてもらっている以外は全部ラビット自身が作ってると思われます。 今の鍵盤業界は優秀だから、どんな音色でも作れるだろうしね。 ドラムも明らかに打ち込みってわかるものだし。 そして気になるラビットの歌声はというと… 遅れてきたニューウェーブ! これだね。 歌声は軽くウフッでネチッだし(想像できますか?あのラビットがウフネチですよ)、大仰な弦楽部隊とか妙に張り切ったラッパ隊とかね。 そういや初めて聴いた時は、デヴィッド・ボウイの「アースリング」を聴いた時と同じ心境になったんだっけなあ。 そんな「メカに頼って作りました♪」なところへエモエモなギターが流れてくるのです。 基本人工的な作風なだけにギターにはすんごい人間味を感じます。 だが曲がつまんないってことはそんなにないから、ラビットは鍵盤のみに専念してちゃんとしたシンガーに歌ってもらえばせめて650円は付けてもらえたと思うよ。 ってなんかすごく失礼なこと書いてるな、私。 あーでも1時間ずっとこれを聴き続けるのはそれなりの気力体力集中力が必要かも。 なんたってウフネチだから。 どうでもいい豆知識を1つ。 ラビットのミドルネームはダグラスです。 あああああのう! 衝撃の事実が明らかになりました! なんとテキサス生まれだった… 出身国、アメリカに変えないと… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年06月20日 20時57分00秒
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