カテゴリ:アメリカ
6以外はRoxy Blue作
素肌に革! ストレッチ素材のジーンズ! ふくらませた長髪! 指先が露出している手袋! そしてそして、開脚ジャンプ! この思いっきり昭和を感じる恥ずかしいジャケを見た瞬間、うわーダメかもこいつらって思いました。 普通の感覚だったら買う気起こさないですよ。 これを買ったお店のマスターも私と同じように感じたらしく、100円っていうものすごい価格が付けられていました。 全然知らないバンドだし、300円だったら買ってなかったと思います。 ロキシー・ブルーはギタリストとベーシストを中心にした誕生した4人組。 89年からメンフィス周辺で活動を開始し、本作は92年のデビュー作。 …てっきり80年代組かと思ったら90年代でしたか! だけど聴いて驚きました。 まじまじとは見たくないジャケとは裏腹に、中身は思いがけずしっかりしてるんです。 一本調子な気がしなくもないけどクオリティは低くないし、ガッツ溢れるアメリカン・ハード・ロックが好きなら聴いてみるのも悪くないんじゃないかな。 元気なロッケンロールもあれば爽やかなバラードも入ってます。 シンガーのかすれっぽい声がボン・ジョヴィみたいだなあと思ってたら、曲調までどことなく似てる…。 勢いのある元気なコーラスがくっつくとこも似てますなあ。 その後どうなったのかまったく知らないけど、もうちょっとジャケをなんとかしていれば…。 ライナーではかの伊藤政則大先生が「凄い新人バンド」と書いておられるのにねえ。 ぐぐってみたら予想通りこれ1枚のみで消え去ったようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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