カテゴリ:アメリカ
これね、レコードで持っていてそれこそお風呂の中でも聴くほど大好きだったんだけど、うっかり傷付けちゃったんでCDを探したんです。 そしたらラッキーなことに国立のディスクユニオンで400円で買えました♪ アメリカン・プログレ・ハードとか産業ロックとかのフィールドで語られることが多いスティクスは1970年にシカゴにて結成され、こちらの「パラダイス・シアター」は10作目。 音楽的にもチャート的にも充実したものとなりました。 3週1位、トップ40には35週間居座り続け、年間チャートでも6位を記録しています。 (ちなみにその年の1位はREOスピードワゴンの「禁じられた夜」) デニス・デ・ヤング、トミー・ショウ、ジェームス“JY”ヤングと卓越したライターを揃え、少々ドラマティカルでポップなデニス、叙情的ハード・ロックなトミー、そして完全にハード・ロックなJYとタイプの違う3人が見事にまとまっているのはさすが。 ホーンも積極的に取り入れ、1958年に閉鎖された実在の劇場をテーマにストーリー性のあるロックを作り上げています。 もしもロック・オペレッタという名称があるならスティクスのこのアルバムに付けたいね。 9位まで上がった3とギターのカッティングがかっこよろしい9がとくに好きかな。 とくに9はハードな曲調から一転して終盤に登場するピアノが詩的でもんのすごく清らかなんですよ。 歌っているJYが清らかとは程遠い顔をしているもんだからギャップが素敵です。 メンバーの脱退や死去など苦労を乗り越えつつ、現在も細々と活動している様子。 でもデニス(この人結構甘くて若い声)はいないっぽいね。 ところでトミーは年齢を重ねるにつれ高音を出しまくるようになってる気がする。 公式サイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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