カテゴリ:アメリカ
all songs by Lee Dorman
ディープ・パープルをつまみ出されてしまったロッド・エヴァンス。 「もう嫌。英国になんていたくない!」と泣いて脱国した…かどうかは知りませんが渡米して現地の皆さんと組んだのがキャプテン・ビヨンド。 パープル→キャプテン・ビヨンドの流れって当たり前すぎてつまんねーなあと思っているひねくれ者なので、有名な1作目じゃなくこちら2作目を選ぶのは当然なのです。 1作目は聴いたけど2作目は評判もそんなによくないし…って人、少なくないんじゃないかな? ジャケだってほら、こんな意味不明な状態だからますます買う気起こんないよね。 けどねー2作目は2作目で良いんですよ。 前作のハード・ロッキンから路線がちょっと変わり、幾分ポッピー化はしてるけどおとなしくなりすぎてることもないし。 ドラマーがいて打楽器奏者もいるから時にはラテンっぽいノリになってることがあります。 ロッドの声はハード・ロックを歌うにはちょっとパンチが足りないけど、優しげな曲とかフォーキーな曲を歌うとはまるんだ。 ギターは硬派でかっこいいし、流れるようなピアノもベリーグー。 なんか宇宙っぽい感じもあって…なんともいえない摩訶不思議な音楽です。 ラテンと宇宙の組み合わせは好きな人は夢中になっちゃうんじゃないかな。 曲はすべてベーシストのリー・ドーマンが作ってます。 1作目ではボビー・コールドウェル(前任ドラマー)とロッドの共作で占められていたけどね。 ちなみにリーとギタリストのリノはむさいヘヴィ・ロックがかっこよすぎるアイアン・バタフライの出身。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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