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カテゴリ:HMプログレ生活
楽天のお仲間さんからガルネリウスとWIGWAMを戴いたのですが、
このガルネリウス、今年の私の注目バンドとなりそうです…。 ちょっと、このバンドかなりイイので、そうとうキテます‥。(汗) それで、今回は日本のメタルなどについて語ってみようと思います。 私はHM歴だけは長いので、日本のHRも70年代の「紫」「クリエイション」などから、 聞く機会に恵まれておりました。 この2バンド、日本HRバンドの先駆けですが、むちゃかっこよかったんですよね。 殊に「紫」は沖縄出身だったので 英語詞の曲が完璧で素晴らしかった。 80年代に入ってNWOBHMともに日本のメタル界も活気付き、 「BOW WOW」「LOUDNESS」、「アースシェイカー」「44マグナム」といった日本の 本格的なHEAVY METALのバンドが出てきますよね。 確かこの頃、アンセムもデビューするんですよ。(ツバキHでも よくかかっていた) しかし、当時の私は日本のメタルに「何処そこの国風…」「ここのこれは●●だ」とか、 屁理屈を多々、言っていたんです。(若気の至り…) ですが、ある時「BOW WOW」「LOUDNESS」をTVで見る機会があり、 演奏を見た時に、完全にぶっ飛んだんです…! 2バンドとも日本人なのに英語詞での歌と演奏…。それも、えらくかっこいいし上手い! 「むっちゃかっこええ…!!これはスゴイ!」と。 「本格的なへヴィ・メタルじゃない…?日本のHMも凄いぞ。」って思いました。 そして、それからしばらく、JAPAN METALへと浸るんですな。(苦笑) 私が好きだったのが「ノヴェラ(NOVELA)」。(大阪出身、復活して活動中のようです) 日本のビジュアルHM/HRの先駆けのようなバンドで日本語で歌っていたんですが、 美しいメロディ、繊細なディティール…。それでいて「様式美&HARD」な演奏は、 ネオクラシカ、HRプログレという70~80年代にかけて私が大好き傾向の曲でした。 それから幾年?? …日本でもすごいバンドが出てきましたね。 「GALNERYUS(ガルネリウス)」です。 ちょうど、WIGWAMと一緒に聴いたので好対象になってしまったんですけど(苦笑…) やはりねえ、私は日本人なので「ガルネリウス」なんですよ(笑) また、WIGWAMの後にガルネリウスを観たものだから、直感的に 「ああ、ガルネリウスは繊細…。丁寧ねえ…」(日本人バンドだわ~)と感じました。 かたや、デスやらブラックがメインの北欧のロックンロール・バンド。 一方で、メロディ、ディテールにこだわる日本のHMバンド、ですよね。 日本HMバンドの個性がよくわかりましたヨ。(これは面白い!) 感想を述べると、ガルネリウスのDVDのイントロではQUEENを思い浮かべ、 オープニングは、ネオクラシカルのジャーマン系HMか?と思いましたが、 演奏が始まると、どれとも違う…。全てが、ガルネリウス…。 実は、これが「ジャパニーズ・へヴィ・メタル」なんですよネ。 正々堂々、威風堂々のサムライ・LIVE(??!)とはいかなくとも、 全てのHMの良い所を取り、こだわって曲を作り、丁寧に演奏する…。 あくまでディテールを重視して個性を作る、「繊細な日本人」のHMバンドです。 なんか嬉しかったですねえ、 え?ガルネリ・メンバーが「美」だったからでは無いですよ。 ……でも山Bってステキね。…ちがう、ちがう!…(笑)。 英語圏でない、日本でHEAVY METALをやっている人たちというのは、 どのバンドも、かなり強いオーラみたいなものがあります。 しいて言えば、一本、すじを通したような「凛とした個性」「高貴さ」。 バンド、アルバム、LIVEにおける「日本人の美意識」というものでしょうかね? JAPAN METALは20年経って、1つの頂点を迎えたような気がする。 日本人としては日本人のHMバンドを応援したい。ガンバレ!ニッポン。(が、しかし…) ジャパン・メタルというのは幅広い種類を言いますので、いっそのこと 「サムライ・メタル(或いは、ヤマト・メタル)」とかにしませんかね?? 日本のHMバンドは、絶対「オレ達は日本人だ。それをHMに表現する!」 という強い意識がありますからね。 ネオクラシカ、ゴシック、ジャーマン、デス、ブラック、メロディアス・ハード、 スラッシュ、コア、ドゥーム、シンフォニック、プログレッシヴ…。 いずれにも属さない日本のヘヴィ・メタル、「サムライ・メタル」…。 (「ラスト・サムライ」と言う映画も在ることだし)(…笑) どうでしょう??(上2枚、2003年、ガルネリ、下、現在のガルネリ‥)(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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