●●●『陰陽師』にはまる●●●
息子の看病の間、友達に借りたビデオを見続けたら、テレビの見過ぎで妙に無気力になった。あんまり日本のテレビ番組を続けて見る機会はない。せいぜい見ても1時間ほど。毎日決まった時間に流れているフジテレビ系のものだけ。でも最近は、どれもこれもつまらないので、パスしている。絶対これだけは見逃せないというものがないのだ。『あいのり』も前ほど熱心には見ていない。その中でもやっぱりがんばっているのがSMAPだった。SMAPはバラエティーを始めた初めてのアイドルじゃなかろうか。私が日本を離れた6年前がピークと思っていたけど、今もうまく泳いでいる。SMAPのえらいところは自分たち自身が体を張っているところだと思う。ほかの番組見てて思うのはも、一般の人をいじって、自分たちはスタジオ・トークというのが多すぎる。そんな番組ばかりなり。スタジオに集まった司会者以外のたくさんの人たちは、いったい全体なんの意味があるのだろう?今年の年末の各テレビ誌超特大!号の表紙もまだまだSMAPなのかな?それともモーニング娘。?それともうひとつ、中居くんが司会の『金曜日のスマたちへ』もそうだけど、やたらとおはらいの番組が多かった。その中でも、平安朝の公家さんの格好で、目がクギヅケになったのが陰陽師・石田千尋氏。“陰陽師”って言葉は今年メジャーになった言葉なのかな?流行語大賞に選ばれそうだ。この番組は怖いもの見たさ以外のなにものでもない。でも、こんなに簡単にひっついてこられたら大変困る。お盆にも帰っていない私がいうのはなんだが先祖は大切に、一日一回は手をあわせるべきなのよね。友達に借りたビデオは全部で25本ぐらい。その中に少なくとも6番組入っているとして150番組。あ~、まだ3分の1も終わってない。日本にいるころより日本の番組見てたりして。