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Real Facts～人生ままならないもの～

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2004年06月の記事

全8件 (8件中 1-8件目)

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●●●『スパイダーマン２』鑑賞●●●

初日に並んで映画を見るなんて、何年ぶりだろう。やっぱり初日だけあって、地元の映画館も行列ができていた。ストーリーはちゃちいなっと思うけど、スケールはでかい。出てくる人もいわゆる正統派のかっこいい人、相手役の女の子もいわゆる美女ではない。トビー・マクガイアはツキに見放されて、ピザの宅配のバイトも首になるし、恋人だと思っていた彼女もほかの人にとられちゃうし、ホントにどこにでもいそうな普通の男の人だけど、なんか理由なくヒキツケラレルんだよね。今回もマンハッタンを空中撮影したような目線で、スパイダーマンと一緒に浮遊できる。一度でもＮＹに来たことのある人や、住んでる人はここはどこだろうと思わせるシーンがいっぱいあった。そういうのを見つけるのも楽しい。シティーホールの前や、アスター・プレイス・・・。最後の締めは、絶対『スパイダーマン３』を作りますよっていう感じだった。エンディング・テーマは前回のニッケル・バックの『HERO』の方がヘビメタ好きの私にはよかった。１の時は最後まで立たずに聴いていたもん。こっちの人は映画が終わるやいなや、誰かと競争しているみたいに足早に席を立つ。余韻のかけらもないからね～。『華氏９１１』も同じ映画館で只今上映中。絶対見に行きたい！水曜日のマチネは大人ひとり$6.25（通常$10.00）と大変お得。地元だけ？その代わり子どもは子ども料金$6.25きっちり取られます。ちょっと気になったんだけど、初日で海賊版ビデオ撮影を警戒してか、懐中電灯を持った見回りが３回も来たのには閉口した。

2004.06.30

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●●●息子の初恋●●●

学校が終わって、通知票とキンダー終了の証明書をもらって来た。あいかわらず、ムーブメントは２だった。がはは。リーディングがちょっと改善されてて、立派！９月に１年生になる新クラスも通知票の裏に書いてあって、ひと安心。ま、なにはともあれ、終わった終わった。ということは、なげ～～げ～～夏休みが始まったってことよね。はあ～あ。最後の日に、クラスの中で、ひとりだけすごく気のあったママがいて、電話番号を交換した。すると、その日からそのママの娘・ジャスミンちゃんからほぼ毎日電話がかかるようになった。でも、いつも息子と私が外出している時で、だんなが電話を取る。だんなの報告を聞いて、息子も照れながらとってもうれしそう。この間は、ジャスミンちゃんの家に遊びに来ていたアンジちゃんという女の子と二人変わるかがわるかけてきた。「自分も電話する」「ジャスミンの声が聞きたい」「I like Jasmine」とか毎日いっている。偶然、公園で会おうものなら、『小さな恋のメロディー』の世界。まじかい？５歳にして、こんなもの？母としてはかなり戸惑っている。その昔、私がまだ中学生のころ、隣りの男子校の生徒の家にかなりの勇気を振り絞ってかけた記憶がある。その時に『どうか母親は出ませんように、母親が出たら、切ってやる』とか思ってたよ。そんな母の役回りを自分がやっていることに、内心焦りを感じている今日このごろ。

2004.06.25

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●●●夏の旅行計画●●●

あと一日で息子の学校も終了。卒業式も一足早く終わった。体育館に全学年を収容しきれないので、終業式は学年別にやる。クラスメートの中には早々にバケーションで、自国に帰る子もいる。その国も世界津々浦々。エクアドル、エジプト、ドイツ・・・。みんな地球のどこかに点在してるんだよね。そして、また新学期にＮＹに集まる。今年も私たち家族は７月初旬にオーランドに行く予定。例によってインターネットで安いチケットを探す。でも、インターネットの旅行会社にもいろいろあるだよね。すごい安い金額がでてるから、それをうのみにしてると、政府手数料やらＴＡＸやらで料金上乗せするところ。変更の融通がきかないところ。もちろん、一度取ったものは返金不可能なところ。実は、約一ヶ月前にチケット３枚を取ったのだが、その後になって、移民局からだんなの市民権申請のための、指紋押捺とフォトＩＤのためのお知らせが来た。なんと、その日がちょうど旅行の日なのだ。困った～ＴＴいつもはもっと時間がかかるのに、こういう時に限ってねらったようにやってくる。この指紋押捺とフォトＩＤを延期するとまた２年待つとかいううわさもある。インターネットの旅行会社に旅行の変更を申し出たら、キャンセル料一人125ドルというべらぼうな値段。検討した結果、私と息子だけで現地入り。だんなはあとから来ることになった。こんなこともあるのね～。さて、旅行はどうなりますか。

2004.06.24

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●●●アイケアで買ったもの●

先日行ってきたアイケアで買って来たもの。きがつけばカートがいっぱいだったのだけど・・・。今回一番のお気に入りは潔い白とやさしい花の写真が気にいって買った木目のフレーム。夏を目前にしてどうしても欲しくなったござ。畳は手に入らないので。懐かしいいい香りがするの。ベトナム製。ひとつ$2.00。白いシンプルなボックス。ひとつ$3.00。息子用にフレーム。まだどこの壁に飾ろうか思案中。息子専用白のジョウロ。この間、母の日に学校から持ってかえってきた植物も花をつけました。オレンジの物置$3.00。コンピューターのワイヤーシェルフに取り付けました。オレンジの虫除け網$3.00。とりあえずはこんなところ。まだあったかなあ～。

2004.06.18

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●●●無気力●●●

２・３日前からプレ夏バテ(日本では“夏だる”というそうな。今日、日本から届いた松田聖子が表紙の『ＬＥＥ』に特集が載っていた）で、なんにもする気が起きなくて、無気力状態が続いている。さて、どうしたものかと思っていた。ところがなんと、その結果、月曜日だというのに私が寝過ごしてしまった。気がつけば時計の針は９：３０。があ～ん。学校は８：２０から始まってるやん・・・。あああああっ、やってしもうた。いつもは２：２０まであるのだが、今日は学校が半日で終わるので気を抜いていた。今から走って行くか？？？？そんな気力はない。今日は休もうということに無理矢理してしまった。ごめんよ、息子。不甲斐ないママを許せ。その前の晩から伊集院静氏著『水のうつわ』を読んでて、なんでこの人にこんなに魅かれるんだろうと思っていたら、この人はなぜか女の人をせつなくさせる要素をたくさん持ってるのだなあ・・・っということに気づいた。せつなさに弱い。いつも飲んだ暮れてるようでも、飲む先々で、たくさんいい言葉をもらって、私はそれをおすそわけしてもらってる気分だった。考えさせられる話も多くて、いいエッセイ集だった。一読あれ。今週は心機一転、髪でも切って、心を入れ替えて、がんばろう。

2004.06.14

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●●●アイケア・ロングアイランド店に行く●●●

今年はもう３回も行っているぞ。今回は息子が学校に行っている間、近所のママ友とだんなさんの運転でアイケア・ロングアイランド店に行く。最近ＳＡＬＥのコマーシャルを見ていたので、ちょうど行きたいなあっと思っていたのだ。ＪＡＺＺのバック・グランド・ミュージックが車内に心地よく流れる中、高速とばしてオープン前にスムースに着いた。所用時間40分弱。待ち合わせ時間を決めて解散。息子がいないので、私は水の中に放たれた魚状態で、思う存分見てまわる。おおおお、かわいいわ♪ あれも欲しいこれも欲しいときりがない。今回は布が見たかったのと、絵が欲しかったのと・・・。気が付けば、カートはいっぱい。またまた、いっぱい買ってしまった。でも、いつもはおうち用カートでえっちらおっちらバスと電車を乗り継ぎ帰るところ、車だもん。わ～い、ホントにありがとう。

2004.06.07

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●●●急転直下の結末●●●

（昨日のできごとからお読みいただけると幸いです）落とした書類は、私にとっては重要なものだけど、他人には即現金になるものではない。一番恐れていたのがやっぱりそれを使って、悪用されること。一度だんなもカードを悪用されて、行ってもいないカリフォルニアで4000ドルの買い物をされていた。自分の身に覚えのないことは即「ＮＯ」といえば支払う必要はない。翌日は息子の卒園式なのにもかかわらず、眠れない夜を過ごす。ところが、朝の5：30。電話のベルがなる。変な時間に電話がかかってくるのは、日本からか、だんなの国からか。時差の関係で夜中の３時といこともある。なにかあったのかといつもちょっとだけ不安になる。電話の声の主「（私の名前を叫んでいる）？」私「はい？」主「なにか落としませんでしたか？」私「落としました。落としました」←今にも泣き出しそうな勢いということで、ＭＴＡ（日本のＪＲみたいなもの）の職員の人だった。どうも、待っていた電車のホームのベンチに忘れたみたいだ。ペンステーションのトークン・ブースに取りに行くことに。もうすっかりあきらめていたので、まだ信じられなかった。今、書類はすべて私の手元に戻ってきた。今回電話をくれた人はだんなと同郷の人だった。だからというのも大きく関係しているような気がする。

2004.06.04

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●●●私、失いましたＴＴ●●●

今日はだんなの市民権申請のために必要な書類を持って、シティー・ホール近くの弁護士事務所まで出向く。最寄り駅のトークンブースには警官が張り付いている。先日、近くのビジネススクールのＣＥＯが、金銭トラブルから拳銃で撃たれたばかり。駅を降りたら、いきなりパトカーが列を作っていて、サイレンをヒステリックに鳴らしてまくっている。もうすでにこの時からこの日に起こる最悪の事態が始まっていたのかもしれない・・・。待つこと１０分ようやく部屋に通されて、持ってきた一、結婚証明書オリジナル二、息子の出生証明書オリジナル三、息子のソーシャル・セキュリティー・カードオリジナル四、息子の病院の検査記録が書いてある健康保健書オリジナル五、だんなの運転免許コピー六、私のソーシャル・セキュリティー＆労働許可書のコピー袋から出し、弁護士・キャリーナに渡す。キャリーナはコピーを取り私に戻す。私が部屋に入った時からＦＭラジオの調子がおかしくなる。なにも聞こえない。キャリーナはチューニングし直すけど、とうとう何も聞こえなくなった。きっと警察の無線が横行してるのだろう。「こういうことはローアーマンハッタンでは9/11以降よく起こるようになったのよ」とため息まじりに話す。この時、私のグリーンカードの申請の話が出て、いつ本当に取れるかどうかはっきりしないことなので、聞き流しながら、持ってきた書類をしまう。三と六のソーシャル・セキュリティーはカードサイズなので、財布の中にしまう。この日は帰りに図書館に寄るつもりで、返却期限の迫った本も同じ紙袋に入れて持参していた。さて、面会も終わった帰り道、夕飯の買い出しのため、チャイナ・タウン寄ろうと思いつく。魚屋さんでぶりを２切れ買って、そういえば、モット・ストリートに中華スーパーマーケットがあるっていうのを友達から聞いていたので、この間初めて食べたチンゲン菜の味を求めて探しながら歩くことに。ようやく見つけた中華スーパーマーケットで、日本のお菓子やむぎそばを買う。それから、エリザベス・ストリートを北上する。この通りは私の一番好きな場所。ふわふわしたパステル・カラーのお店が左右に点在していて、ロマンチィックなドレスを見ているだけでウキウキしてくる。久しぶりに見た７年前からあるセレクトショップ『カリプソ』はピンクな派手な外観に変わっていた。かわいい～♪そして、ハウストンの駅からＶトレインに乗ることに。電車を待つ間、ベンチにすわって、買ってきたとうもろこし味のポッキーをほおばる。Ｖトレインの中はがらがらで、もう一人の男の日しか乗っていない。Ｖトレインの認知度はイマイチなのかもしれない。私はかなり好きなのだけど。よく歩いたのでかなりお疲れモード。が、最寄り駅に着いた瞬間、もうひとつ持っていたはずの紙袋がないことに気づく。人は驚くと「ひっ」と声にもならないものを発するものだ。その紙袋には一、二、四、五の書類が入っている上に、図書館の本も。『あ～、どうしよう』それからの私の記憶はかなり削除されている。

2004.06.03

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